KAI FACT magazine
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FACT  No.05

FACT編集部が選んだ
東京10のアドレス

次々と生まれては消え、目まぐるしく移り変わる東京の“食”事情。
そんな中、ずっと変わらずに私たちのお腹を満たし、元気づけてくれるパワーフードがある。
今回は、貝印東京本社スタッフを支える岩本町&Great Worksのある活気あふれる六本木界隈のアドレスをピックアップ。
おやじ
おやじ

(まぐろ丼)人気の「ミックス鉄火丼」はヘルシーな赤身と中トロのバランスが絶妙。(お刺身)分厚いスライスで食べごたえ満点の「中トロ刺身定食」。

まぐろ一筋、40年の一途な職人メシは
“ものづくり"の貝印スピリッツに似て。
東京社屋から徒歩3分。東京スタッフはもちろん、出張で訪れた多くの社員にも愛される〈おやじ〉は、40年来のまぐろ料理の老舗。毎朝、築地で1本買いするという20kgのまぐろは鉄火丼や刺身定食となり午後からの活力となる。時折聞こえてくるオーダーの「頭でっかち」は、鉄火丼のお刺身(頭)多め、の意味。常連風情で言ってみたい。
  • おやじ

    昼時はサラリーマンでいっぱいになるカウンター&座敷席。

  • おやじ

    店主の小野寺さん。気さくなお人柄に貝印社員のファンも多い。

3-7-5,Iwamoto-cho,Chiyoda-ku,TOKYO
+81(0)3-3866-9906

カレーノトリコ
カレーノトリコ

インド風カレーとドライカレーが一度に楽しめる「あいがけ」。

独特なスパイスが香るインド風カレーは
意外にも、女性社員に人気です。
どっしりと力強いカレーのうまみに、繊細なハーブがからみ合う「インド風カレー」は、いったん食べると忘れられないここだけの味。一杯一杯、食材への火の通り方や辛さの好みなどに合わせて仕上げられる魂の一皿は、食べる直前にカスリメティ(香草)をたっぷりふりかけることで完成する。

KS Corner 1F,2-15-1,Kanda Suda-cho,
Chiyoda-ku,TOKYO https://www.facebook.com/currynotrico/

胡椒饅頭PAOPAO
胡椒饅頭PAOPAO

仕上げのペッパーが鮮やかな香りを添えて。

スリランカ キャンディーの農園から届く
“胡椒"を使った料理の数々。
特製黒胡椒を使った「まーぼー豆腐」は、白胡椒や山椒をふんだんに使いつつ、仕上げにも粗挽きのブラックペッパーと乾燥したピンクペッパー、グリーンペッパーをぱらり。カリッとした風味と食感が楽しめる。サンラーこしょう麺は、麺にも胡椒を練りこんで噛むほどに風味が増すしくみ。

Sumito Iwamotocho Building1F,3-1-5,
Iwamoto-cho,Chiyoda-ku,TOKYO
+81(0)3-3863-8032

春日
春日

焼き葱が香ばしい「鴨せいろ」。

出汁が多い分、砂糖を控えて旨みが濃い
濃厚なつゆでいただく絶品そば。
店の奥に秘蔵された36リットルの大甕には、手間ひまかけた濃厚なつゆ。みりんとかえし、出汁を100℃で1時間しっかり煮込むことで味が熟成され、つゆが締まる。毎日、店主が手打ちする青森の早生在来種のそば粉を使った麺はツヤツヤしゃっきり見た目も美しく、濃厚なつゆに絡んで美味。

2-2-8,Higashi-kanda,Chiyoda-ku,TOKYO
+81(0)3-3865-9568

蓮月
蓮月

皮を畳んだ部分の“モチっ"をぜひ味わって。

世界中華料理チャンピオンが包む
“カリ、モチ、じゅわ"の絶品餃子。
中国は藩陽で修業した店主がつくるこだわりの餃子は、小麦粉と片栗粉、水だけで作る手作りの皮が特長。タネは肉だけに下味をつけているという葉野菜の甘みが残る味わい。ごく強火で焼き上げるので食感はどっしりしながらもカリっと軽快。四川の枝を漬け込んだラー油をアクセントに。

Grande-Minamiaoyama 101, 1-23-7,
Minami-aoyama, Minato-ku, TOKYO
+81(0)3-6432-9640

角の蛸笑
角の蛸笑

花びらのような「浪速の紅生姜」、「生ハム」など見目も美しく。

女将がもてなす串揚げ&おでん
絶品「子持ち昆布」はぜひトライ。
訪れた誰もが口を揃えて絶賛する「子持ち昆布」の串揚げは、びっしり詰まったプチプチの数の子がひと口齧るとじゅわっとジューシー。たっぷりのだし汁をくぐらせていただきます。深夜の揚げ物も、トランス脂肪酸ゼロでオメガ3をたっぷり含んだJUNKOオイル使用でさらりと軽やか。

Sasaki-Building1F,4-12-2,
Roppongi,Minato-ku,TOKYO
+81(0)3-3478-2330

志る角
志る角

味噌汁の具は各自でチョイス。写真は浜名湖産の「生のり」。

六本木の喧騒を離れて、体にやさしい
味噌汁のアラカルトはいかが?
六本木に店を構えて45年。創業以来、ほぼ変わらぬメニューで愛される味噌汁の専門店。エッジのきいた名古屋の八丁味噌(赤だし)ベースに西京味噌で甘みとコクを添え、信州の田舎味噌で味を調えるという独自のブレンドは思わず「ほーっ」と息が漏れてしまうほどやさしいお味。

7-13-11,Roppongi,Minato-ku,TOKYO
+81(0)3-3408-6479

一億
一億

ヘルシーで食べごたえもある「元祖トーフステーキ」。

様々な出会いが生まれ、触発しあう
六本木カルチャーの発信源。
海外を渡り歩いたマスターが、各国で出会った料理を六本木で供し始めたのが1968年。内装の1つひとつにも歴史とアートが刻まれている。元祖トーフステーキは「ポー」とラッパを鳴らす馴染みの豆腐屋さんから仕入れたもの。強火でカリッと焼き上げた表面に出汁ベースのタレを添えて。

Maison-Roppongi1F,4-4-5,Roppongi,Minato-ku,TOKYO
+81(0)3-3405-9891
http://www.ichioku1968.com/

クルン・サイアム
クルン・サイアム

一番人気はガイ・パット・バイ・ガパオ・ラート・カオ、通称「ガパオ」。

辛いものは辛く、酸っぱいものは酸っぱく
ポピュラーなタイ料理が楽しめる。
活気あふれる店内には、エスニックな香りと飛び交うタイ語。威勢のいいシェフチームはすべてタイ人で本場の辛さと旨みを再現してくれる。六本木店一番人気のガパオライスもすっきり爽やかに辛く、野菜の甘みが際立つ味わい。フライドエッグの半熟の黄身を崩しながら食べるとまた格別。

Fukuichi-Building1F,7-10-4,Roppongi,Minato-ku,TOKYO
+81(0)3-6434-9350
http://www.krungsiam.info/

52
52

ふっくら柔らかな「よだれ鶏」。

小さめのポーションが深夜にうれしい
六本木の隠れ家チャイニーズBar。
モチモチの皮から手作りする焼きギョーザのほか、人気なのがよだれ鶏。甲州信玄鶏のモモ肉を沸騰させずに70℃の低温のまま加熱するため、口に入れるとふっくら柔らか。醤油と黒酢、山椒、ラー油のたれもピリッと辛旨でヤミツキに。2軒めや、仕事帰りにリラックスして飲める雰囲気も魅力。

Dai5-Ichikoshi-Building2F,4-6-4,
Roppongi,Minato-ku,TOKYO
+81(0)3-3402-0052


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