2013年入社

財務経理

ドアン バン アン

PROFILE

DOAN VAN ANH

DOAN VAN ANH

学部
国際経営学部
学科
管理会計
出身地
ベトナム
趣味
料理、DIY、外国語を勉強すること

インタビューINTERVIEW

海外スタッフとの
パイプ役を務める

大学の頃は国際大学だったので、周囲の友人や教師とのコミュニケーションは英語でした。
日本語を本格的に学んだのは入社してからになります。
入社して最初の1年は日本語の簿記の勉強と同時に、国内で行われている貝印の業務を覚えるのに必死でした。
英語を話せることもあり、入社2年目までは海外から研修生が工場見学に訪れる際に通訳としてガイド役を務めていました。この時に、社内にある工場の理解が深まり、現在所属している総務管理部の仕事にも活かされています。

現在は主に経理を担当しています。
主に支払い管理が中心ですが、内部監査として海外工場の状況確認を行なったり、ベトナムや上海工場の役員会資料を作成したりもしています。

貝印の一員として実感が
持てたインドでの仕事

貝印の工場がインドに新設された際に、立ち上げから私も携わりました。
インド工場では日本人がひとりもおらず、現地スタッフのみで構成するというコンセプトだったため、最初は通訳として、後に日本の経営スタイルを現地スタッフに浸透させるためのアドバイスをする役になっていきました。

インドと日本とでは、仕事の進め方から考え方まで、まるで違います。
例えば、日本では月次締めは一般的なものですが、インドには月ごとにレポートする習慣がありません。インドでは年に一度の決算が通例です。
インド工場での私の役割は、私が学んできた日本の商慣行に沿った経営をインド工場の従業員に理解してもらうことでした。

三ヶ月に一度のペースでインド工場に赴き、ひとつひとつ伝えていった結果、現地スタッフとの信頼関係が構築できた上、現在では日本のスタイルがインド工場に受け入れられています。

私も貝印の一員として役に立てたかな、と思えた印象深い仕事のひとつです。

ベトナムと日本での
働き方の違い

ベトナムでは、仕事の優先順位は特に気にしないものです。
作業をしていて、飽きたら別の仕事に取り掛かる、といった具合でした。
貝印に入社してから上司や先輩からまず受けたアドバイスは、仕事の優先順位をつけるということです。
それを意識するだけで、これほどスムーズに仕事が進むのか、と驚きました。

また、仕事に対する考え方も違いました。
ベトナムではマニュアルがあっても、どこかに早道はないかと探して実践し、何かミスが起こるとどこが原因なのかが分からないということがよくありますが、日本ではマニュアル通りにきっちりと行ないます。それは一見、真面目さの象徴と捉えられがちですが、実はそうすることでミスがあった場合に原因をすぐに特定しやすいというメリットがあります。

小さなことの積み重ねですが、これらは仕事を進める上で非常に勉強になりました。

感銘を受けた
遠藤社長のプレゼン

私が貝印に入社したのは、在学していた立命館アジア太平洋大学に、遠藤宏治社長が会社説明会で講演に来たことがきっかけでした。
講演は会社の紹介が主な内容だったのですが、その話し方やアピールの仕方がとても強く印象に残りました。

それまで貝印の名前をあまり聞いたこともなかったのに、「この会社に入りたい」と自然に思えました。

遠藤社長の講演はとても素晴らしい内容で、今もはっきりと覚えています。
いつか私も、大勢の人の前で遠藤社長のようなプレゼンテーションをして、人の心を動かすことが出来たらいいなと思っています。

料理にDIYに、
充実した休日を過ごす

入社してからずっと毎週土曜日は、英会話教室に通っています。
英語は常に使い続けていないと忘れてしまうからです。

休日の主な過ごし方は、料理を作ることが好きなので、自宅でケーキやベトナム料理を作っています。岐阜にはベトナム料理のお店がないので、食べたい時は自分で作るしかありません。

また、最近はDIYに凝っています。先日も家中の壁という壁を塗装しました。
キッチンを青にしたり、リビングをピンクっぽい色にしたり。週末の二日間をまるまるかけてやるような大変な作業でしたが、まだ納得がいっていないので、また時間がある時にやろうと思っています。

会社選びに必要なのは、
受けたインスピレーション

就職活動は、自分に合う会社を探すためにいろいろな会社説明会に出かけると思います。
説明会では自社のいいところ、例えば給料や福利厚生などをアピールしていますので、その部分だけ捉えると、目移りしてしまうと思います。

私の経験から言えることは、そのなかでいちばん印象に残ったところを選ぶといいのではないかと思います。
私も遠藤社長の講演を聞いて、すぐに応募を決意して、幸い入社することができました。今ではやりがいのある仕事を任されて意欲をもって働いています。

貝印は、国内はもちろん、今後も海外へマーケットを開拓していこうとしています。
もし海外で仕事がしたい、仕事で英語を活かしたいと考えている人には、とてもおすすめできる会社だと思います。

SCHEDULE

スケジュール

1日のスケジュール

8:00~ 出社
8:10~ 朝礼
8:15~ メールチェック、海外研修生の日常業務の確認
12:00~ 昼食
13:00~ 午前中の作業の続き
14:00~ 海外研修生の案件
17:30~ 帰宅