1991年入社

国内営業 /
東京本店第三営業部 部長

AKIRA SCHROEDER

PROFILE

AKIRA SCHROEDER

AKIRA SCHROEDER

学部
外語学部
学科
ドイツ語学科
出身地
ドイツ
趣味
自転車
特技
料理

インタビューINTERVIEW

「旬」を始めとするスペシャルブランドを担う部門

国内営業本部東京本店第三営業部は、貝印グループにおける特販部としての位置付けになります。
第一営業部と第二営業部が問屋を介したスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどへの流通を担当するのに対し、第三営業部では店舗との直接取引が主です。得意先は百貨店を中心に、専門店、通販会社、WEB通販、料理学校などがあり、他にもキャラクター商品などのOEMの受託も行っています。

商品については、包丁の「旬」などのスペシャルブランドの他、カミソリや美粧用品、家庭用品まで幅広く担当しています。
百貨店と共にスペシャルブランドPRのためのイベント企画、料理学校への販路開拓、OEM商品の企画など、常に新しい試みに挑戦していく部署といえます。
また国際部と連動してのプロモーションや社内外のECサイトの方針を決めるなど、部署の垣根を越えて仕事を進める機会も多くなっています。

常に新しいものに
出会える面白さ

例えば、私たちが取り扱っている包丁ブランド「ミシェル・ブラス」のフルセットは30万円もする商品です。百貨店のイベントを中心に販売するのですが、こうした商品を購入されるお客様の多くは、価格よりも品質を重視される傾向にあり、芸能人などの著名な方々にも数多くご購入いただいています。
量販店とは異なる売れ方を見るのは、改めて勉強になりますし、新たなビジネスの問い合わせも数多く入ってきます。

他にも、料理学校とのお取引きを通じて、有名シェフの方々や有識者の方々とお話させていただいたり、通常では接点の無い方と知り合う機会もあります。
見聞を広めたり、常に新しいものに出会える点は、第三営業部ならではの魅力です。

貝印ブランドが持つ
イメージを大切にする

仕事を進める上で心がけているのは貝印のブランドイメージを大切にすることです。それは100年の歴史に裏打ちされた「お客様からの信頼」と言い換えることもできます。
私たちの部署には、さまざまな新規ビジネスの話が入ってきます。しかし営業単位での判断はしません。売上以上に、ブランドイメージを守り育てられるかどうかを優先しています。

社内においては、20名いる部員一人ひとりに、声をかける機会を増やすよう心がけています。
部長である私が難しい顔をしていては、何か悩みがあっても相談されなくなってしまいます。雑談も含めて、気軽に話せる雰囲気にすることで、相談してもらうきっかけを作るようにしています。

料理離れが進む今だからこそ
業務用包丁のシェア拡大に努める

第三営業部では、包丁などの刃物の売上強化を図っています。
日本国内では、以前と比べて、料理をしない方や包丁のない家庭が増えていると言われていますが、包丁の需要が減っているわけではありません。家で料理をしなくても、いわゆる中食と呼ばれる、スーパーやコンビニ、百貨店で販売される惣菜を多くの方が買っています。そうなれば当然、それらを調理するための業務用包丁の需要も増えていきます。
自分で料理をしなくても、食べ物を買う場所はあり、それを作る場所はたくさんあるわけです。

第三営業部は新規商品の取扱いが多く、企画力や経験、知識が求められる部署です。しっかりと実現の可能性を見極めながら、今後も市場拡大を進めていきます。

製販一環の業務体系と
グループが持つグローバル性

貝印グループの強みは大きく2つあります。
ひとつは、企画から製造、販売まで一手に担っているということ。
販売を担当する営業は日々お客様の要望を現場から吸い上げられる立場にあります。そうして集めた現場の声を企画・開発に活かすことで、より良い商品が生まれやすくなります。

もうひとつは、グローバル性です。
包丁のメ−カーにおいて、国内外で商品を展開するメーカーは多くありません。貝印グループが、数少ないそのひとつとなれたのは、技術力が海外で高い評価を得ているからです。
きっかけとなったのはスペシャルブランドとして展開している「旬」です。海外で評価されたことから逆輸入の形で、国内百貨店への販路も生まれました。
現在は海外での売り上げが国内をやや上回るようになり、世界中のさまざまなお客様に貝印ブランドをご愛用いただいています。

貝印グループは
料理が趣味になる会社

体を動かすのが好きなので、ランニングや自転車、水泳、学生時代から続けているカヌーなどをして過ごしています。
また、仕事で包丁を扱うということもあり、料理もよくします。カヌーで川を下り、キャンプ場で夕食を作ってゆったりと過ごすのは、私にとって大切な時間になっています。

実は貝印グループ入社後、料理が趣味になったという者が大勢います。私自身、料理が純粋に楽しく好きでやっていますし、その時の情報や発見が、結果的に仕事に活かされたこともあります。
とはいえ、それを狙って料理をしても良いアイデアは浮かびません。ユーザーの視点で商品を使ったときに得られる発想や気づきこそ、結果的に仕事に生かせるものだと思っています。

多くのことに興味を持ち、
その中から自分にあった仕事を見つけて欲しい

学生時代には、とにかくいろいろなものに興味を持ってほしいです。
アルバイトを通じて社会に触れている方も多いと思いますが。さまざまな立場の人と関わり、新しいことへのチャレンジを続ける中で、「自分が本当にしたいこと」を見つけていくことが、会社選びには必要です。

貝印グループは製造と販売の両方を担っており、 営業だけでなく、ものづくりにも面白さを感じることができるメーカーです。特に生活に直結した商品が多いので、自分自身がユーザーとして商品に触れられる機会がたくさんあります。実際に使って、自分が良いと思える商品に携わる面白さを、ぜひ味わってください。

SCHEDULE

スケジュール

1日のスケジュール

8:30~ 出社
8:50~ 朝礼
9:00~ メールチェック、決算書類、資料確認
10:30~ 個別ミーティング
12:00~ 昼食
13:00~ 商談同行(2件ほど)
18:00~ 帰宅