貝印株式会社が新たな商品開発及び新規事業開発を目指して2004年に開設した「Kai House（カイハウス)」では、オープン以来、顧客を招いての各種料理イベントや交流の場として活用してきた1階のショールーム兼イベントスペースをさらに充実させるため、新たに国内外よりキッチンツール及びリビング製品を追加し、キッチンとリビングの融合を試みた新業態のセレクトショップとしてリニューアルオープンしました。

Kai Houseは、貝印株式会社が2008年に迎える創業100周年に向けて新たな企業価値を生み出すべく2004年春に新設した組織です。このうち1階のショールームも兼ね備えたイベントスペースでは、料理に込められた知恵や工夫を知っていただき、自宅や日常生活で再現・体現してもらうことを目的に、著名な料理研究家を招いた各種料理イベントを開催するなど、顧客の高い関心を得ています。また商品開発では、既成概念にとらわれない自由な発想による斬新なデザインが特徴のキッチンウエアブランド「Kai House」を立ち上げています。
今回のセレクトショップ展開は、従来の活動をベースにKai Houseがコンセプトとする「Kai House experience」をさらに追求したもので、Kai Houseでの出会いをさらに印象深いものにしていただくことを目指しています。
そのため製品群もKai Houseブランドの製品のほか、ミシュラン三ツ星シェフ ミシェル・ブラスと共同開発した高級包丁「Michel BRAS」や料理研究家 藤野真紀子さんと開発に取り組んだ「many many make」、北欧のキッチンツールやリビング製品などKai Houseならではの品揃えで約1400アイテムを取り揃えています。また、順次新しいアイテムを投入するとともに、季節感を出した展示やヨーロピアンリビングといったテーマを設定した展示など、ハウスウエアと一体化したシーン提案を積極的に行っていきます。

■ 「Kai House」の主な施設と特徴

1階：メインホール 289m²（90坪）
ショールーム、商品ディスプレイ、ライブキッチン、カフェゾーン、受付など

10:00～16:30