カミソリの
使い方
HOW TO
USE

正しい顔の
産毛の剃り方

もうすっかり主流となったナチュラルメイク。
ナチュラルメイクにとってうぶ毛ケアは重要な役割を果たすことを、あなたはご存知ですか?

“産毛ケア”はこんなにたくさんメリットが!

あなたは顔のうぶ毛処理を行なっていますか?

顔専用のカミソリで適切にうぶ毛処理を行なうだけで、様々なメリットがあります。

①肌の明るさがアップし、透明感のある肌に
顔のうぶ毛を剃ることで、毛穴が引き締まって見えることも。さらに、顔を覆っていたうぶ毛が無くなるため、肌の明るさがアップします。

②くすみのないツヤ肌に
うぶ毛を剃る際に、うぶ毛だけでなく、くすみのもととなる古い角質や毛穴汚れが除去されるので、透明感のあるツヤ肌につながります。血色感のあるすっぴん風メイクにもおすすめ。

③メイクのりのいい肌に
顔剃りをした肌は、ファンデーションがうぶ毛に邪魔されず、生え際まで均一に肌にフィットするので、時間が経ってもムラが抑えられます。また、ファンデーションが毛穴に溜まりにくくなり、夏のメイク崩れも防げます。

「顔のうぶ毛剃り」と「スキンケア」という、一見関係のないような両者には密接なつながりがあったということです。

肌の状態がよくなれば、メイクの仕上がりも当然変わってきます。

もしあなたがいつまでも顔のくすみに悩まされているようであれば、それは正しくない方法でうぶ毛処理をしていたからかもしれません。

お手入れ前にスチームでお肌を柔らかくしましょう

お手入れ前にスチームでお肌を柔らかくしましょう

うぶ毛を剃る前に必ずやっておくこと。
それは、お肌を柔らかくしておくことです。

乾燥した状態で肌に刃を当ててしまうと、肌を傷つけてしまうからです。
スチーマーや蒸しタオルを肌に当てるという方法もありますが、「そんなの面倒くさい!」という人にはお風呂上がりのケアをおすすめします。

汗を少しかくぐらいお風呂にいれば、毛穴が広がってうぶ毛が立ってきます。
こうすることで、必要以上に刃を押し当てることがなくなります。

お手入れの順序と剃る方向

お手入れの前にはまず顔に付着した汚れを洗い落とした後、必ずクリームを顔全体に塗るようにしてください。
顔を剃ることは、角質をはがすことにつながります。クリームを塗るのは、なるべく肌に負担をかけないようカミソリから肌を保護するためです。

クリームは毛の流れと逆の方向に塗るのがおすすめです。
こうすることで、寝ている毛が逆立ち、シェービングがより効果的になります。

毛を剃る時は、このクリームをそっとはがすような感覚で、優しくゆっくりと剃っていきましょう。

なお、いずれの部位でもなるべく一度で剃るよう心がけてください。同じ箇所を何度も剃ると肌を傷つける原因になってしまいます。

このとき、カミソリのヘッド全体を肌に当てながら、強く押し付け過ぎずゆっくり剃ると、失敗を減らすことができます。

おでこ・顔

おでこ・顔

髪の生え際から1cmほどを目安に残して、額の輪郭を剃っていきます。
生え際を残すのは、そこを剃ってしまうと不自然になるからです。
額の輪郭を剃った後、今度は眉に向かって下に剃っていきます。
この時も、眉から1cmの範囲は残すよう心がけましょう。ギリギリまで剃ってしまうと眉毛そのものまで剃ってしまうことがあるので要注意です。
眉の下も、上から下に向かって剃っていきます。

頰・こめかみ

頰・こめかみ

頬骨付近については、内側から外側に向かって、頬骨から下の部分については上から下に向かって剃っていくようにします。
こめかみの部分は、上から下に向かって剃ります。
この時、生え際は1cm程度残しておくことを心がけてください。

鼻・口・あご

鼻・口・あご

鼻筋は上から下に向かって剃るようにします。
小鼻についても同様です。鼻の丸みに合わせて上から下へ剃っていきます。
口角付近は外側から内側に向かって剃るようにしてください。
あごは上から下に向かって剃ります。

フェイスライン

フェイスライン

フェイスラインも他の部位と同様、上から下へ剃っていきます。
あごの裏側については、喉元からあご先に向かって剃るのが正しいやり方です。

「張り手」のテクニックがツルツルの美肌を生む秘訣

「張り手」のテクニックがツルツルの美肌を生む秘訣

「張り手」とは、プロが使うシェービングテクニックのひとつです。
そのやり方は、皮膚を手で引っ張ってフラットにして剃るというもの。
こうすることで毛が立ってくるので、根本から剃ることができるようになります。

このテクニックは、ブライダルエステなどのプロの現場で体感することができます。
一度体験すると、「張り手」効果にハマって、理容室などで継続的に顔剃りする女性が後を絶たないそうです。

なぜここまで「張り手」テクニックが女性たちを魅了するかというと、この施術によって肌がワントーン明るくなった、と実感できるからです。

うぶ毛にはファンデーションが溜まりやすいという特徴があります。
つまり、きちんと処理していなければアンバランスなメイクとなってしまうのです。

女性にとっていいことずくめのテクニックですので、ぜひ実践してみてください。

顔剃り後のお肌はたっぷりの保湿をしましょう

シェービングを終えたら、濡れたタオルで顔を拭いてきれいにした後、化粧水で肌を整えます。化粧水はアルコール成分の入っていないものがおすすめです。

最後に乳液やクリームで肌に保湿します。

顔剃り用のおすすめカミソリ