2016/10/19~11/01

モダンな和の器と佐賀の恵みを

佐賀の美味しい食材を美しく料理して有田焼のモダンなうつわに盛る―植木将仁シェフのフレンチとのマリアージュを愉しんでいただく2 週間をキッチンステージでご用意しました。料理を引き立てる李荘窯のうつわと銀座フレンチ、眼も心も満足です。

今回のお店

Restaurant MASA UEKI

Restaurant MASA UEKI

植木将仁シェフの新鮮な驚きに満ちたフランス料理のコースが愉しめるレストラン、コンセプトは“和魂洋才”です。豪奢なダイニングと個室を完備、特別な日に大事な方とどうぞ。
レストラン マサ ウエキ
中央区銀座4-9-13
銀座4丁目タワー リュクスアベニュー銀座 5F
TEL:03-6264-1741 www.masaueki.com

今回のシェフ

気づいたら毎日使っている
―美しいうつわで美しいくらしを

17世紀、固く丈夫な美しい磁器をつくる技術がまだなかったヨーロッパの人たちにとって、伊万里港から船積みされ、極東の島国から渡ってくる焼き物は憧れ
の的だったことでしょう。
 ヨーロッパで「IMARI 」と呼ばれた有田焼は400年の節目の年を迎えた今も、数々の窯元がそれぞれの個性で味わい深いうつわを作り続けています。
 今回、キッチンステージではコース料理のすべてに有田の李荘窯の食器を使用させていただいています。初代が明治の終わりに陶祖 李参平の住居跡に工房を開き、今の寺内信二氏で4代目。伝統を重んじた平成古伊万里と評される染付から形状やテクスチャーにこだわったモダンな作品まで幅広い作陶を行っている窯元です。
 “人の手を通したぬくもりのある食器”をテーマに、有田焼の特徴を活かし、現代のくらしに合うようなうつわを提案する李荘窯は、ちゃぶ台で食事をしていた
時代からテーブルへと変わった現代にふさわしいシンプルでモダンな焼きものを多く作っています。「気づいたら毎日使っている食器になってほしい」という思いが込められた李荘窯のうつわは他の人気窯元と共に伊勢丹にもやってきます。
 ふだんの、何でもないいつものくらしを大事にしたい。毎日の食事を大切にしたい。李荘窯のうつわを手に取りながらそんなことをしみじみ思う秋なのでした。
Nobuko Kimura

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kitchen stage

東京都新宿区新宿 3-14-1 伊勢丹新宿本店本館地下 1F
明治通り側エレベーター前
お問い合わせ:03-3352-1111 / 営業時間:10:30~20:00(LO.19:00)