2017/05/17~06/06

良い食材を活かしきる

生産者から届けられる旬の食材を余すことなく使い切り、素材の味を最大限に生かす有馬シェフならではのイタリアン。はじめにお出しする10種の前菜は、目でも舌でも愉しんでいただける美しいひと皿。小さなスープカップに入ったミネストローネやサーモンパサートは、美味しいだけでなくフードロスにも配慮した優れもの。メインの八幡平サーモンを包んだオムレツや鶏もも肉のリピエノまで、質の良い食材を全て活かしきるプロの技をご堪能ください。

今回のお店

passo a passo(パッソ ア パッソ)

passo a passo(パッソ ア パッソ)

東京都江東区深川2-6-1 アワーズビル1F
TEL:03-5245-8645

今回のシェフ


僕の料理を食べて元気になり“明日からも頑張ろう” という気持ちになって帰ってもらいたいと有馬シェフ

愛を持って使い切るために

 買い過ぎたり作り過ぎたり……“フードロス”という言葉を聞くたび、反省と共に心が痛みます。でも、レストラン等で廃棄するゴミの多さは家庭の比ではない、とも聞きました。全国の生産者の元を訪れ、「この人が育てた○○だったら もう頑張って使うしかない」と思える素晴らしい人たちに会い、作り上げるまでの大変さも知って「全て使い切る」と心に決めた有馬シェフにとって、肉の骨も野菜の皮や芯も「そのままゴミ箱へ」などはあり得ません。フードロス問題など無縁のようです。どんな工夫と技があるのか、しっかりと教えていただき、 わかったことの一番は料理の技ではありませんでした。市場で仕入れていた時の3倍の値がするトマトも納得の味と品質。皮まで生かせるし、ヘタでさえ出汁に使える。
 無理をしている訳ではなく、素晴らしい生産者の作るものは 全てを使いたくなる力強さがあるんですって。使い切ることによって自然にフードロスとは無縁のお店になったそうです。厨房で食材と向き合っているシェフ、何だか愉しそう♪
 そう、わかったことは「良い食材を手に入れる」ということが 「使い切る」ための一番の技だということでした。私たちも見習って良い食材を買い、無駄なく使い切る生活、心がけます!!

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kitchen stage

東京都新宿区新宿 3-14-1 伊勢丹新宿本店本館地下 1F
明治通り側エレベーター前
お問い合わせ:03-3352-1111 / 営業時間:10:30~20:00(LO.19:00)