グレーターとは?ハードチーズやチョコレートも削れる優れもの!活用法や選び方を解説

グレーターとは?ハードチーズやチョコレートも削れる優れもの!活用法や選び方を解説

「グレーター」という調理器具をご存知でしょうか?

あまり聞きなじみがないかもしれませんが、食材を細かくおろすための調理器具のことで、わかりやすく言うと”西洋版おろし金”のようなものです。フランスやイタリアなど、チーズ文化が盛んな国では昔から使われています。最近では日本でも料理に使う方も増えてきました。

この記事ではグレーターの活用法や選び方をご紹介します。

グレーターの歴史

グレーターの歴史

1540年代にフランスで生まれたグレーター(grater)は、ハードチーズを粉状にするために開発されました。

フレンチやイタリアンレストランで、パルミジャーノ・レッジャーノなどのハードチーズを料理の器に直接すりおろすパフォーマンスを見たことがある人もいるでしょう。

グレーターとおろし金の違い

すりおろす調理器具といえば、日本の家庭料理では”おろし金”を思い浮かべる方が多いでしょう。おろし金とグレーターにはどのような違いがあるのでしょうか。

グレーターはもともとハードチーズを削る目的で発明されていることもあり、余計な力をいれることなく、チーズを簡単にふわふわの粉状に削れます。

おろし金は水分を多く含む大根やりんごを、繊維をつぶさずにおろすことが得意な調理器具です。おろし金でハードチーズを削ることもできますが、グレーターと違い、細かく削るのが難しく、目詰まりを起こしやすい形状です。

貝印のグレーターを見る

グレーターでの調理に向いている食材

グレーターでの調理に向いている食材

ハードチーズだけでなく、グレーターは次のような食材を削るのに向いています。

  • レモンやオレンジなどの柑橘類の皮
  • チョコレート
  • ナツメグやシナモンなどのホールスパイス

グレーターは水分の少ない食材を細かくすることが得意で、レモンなどの柑橘類の皮をふわふわにしたり、チョコレートを目詰まりさせずに削ったりと、お菓子作りでも活躍します。

また、ホールスパイスを粉状にすることができるため、削りたての香り高いスパイス料理がご家庭でも楽しめます。

グレーターを使うと、食材の口どけの良さや香りが際立ち、いつもの料理がワンランクアップして料理の幅が広がります。

グレーター使う際の注意点

グレーター使う際の注意点

グレーターは形状によっては、食材の繊維やスポンジやふきんが絡み付きやすいといったデメリットがあります。

また、おろした食材がグレーターに残ったままになっていると不衛生です。しっかりと洗うことが大切ですが、お手入れをする際にはケガに気をつけなければなりません。

軽い力で洗っていても、刃に指や手が当たるとケガの原因になります。使い終わったらすぐに流水で食材を洗い流し、かためのたわしやブラシなどでやさしくこすり洗いするのがおすすめです。

また、水分が残りやすいので、洗い終わったらしっかりと乾燥させましょう。

グレーターの選び方

グレーターの選び方

本体の形状

グレーターにはさまざまな形状があります。

  • スタンダード型:棒状になっている一般的なタイプ
  • ロータリー型:ブロックの中に食材を入れハンドルを回しておろすタイプ
  • 多面型:刃の形状が違う面が組み合わさったタイプ
  • 受け皿付き型:グレーターの下に受け皿が付いたタイプ

初めてグレーターを使う方におすすめなのは、手入れがしやすく、価格も比較的安いものが多いスタンダード型です。

刃の素材

刃の素材も重要な要素です。

刃の素材はサビに強いステンレスがおすすめです。また、切れ味も鋭いためスムーズに食材を削れます。

サイズ

サイズが大きなものであれば大きな食材も削れますが、取り回しは不便になります。卓上でもさっと使えるコンパクトなタイプなら活躍の幅が広がるでしょう。

食器洗浄機対応

食器洗浄機対応のグレーターなら、洗うのも楽なうえ、手を削ってしまうなどのケガをする心配もありません。

収納性

グレーターの収納性も確認しておきましょう。

  • 薄さ
  • コンパクトさ
  • 軽さ
  • 吊り下げ可能か
  • カバーの有無

収納性に優れているグレーターなら、調理器具が多いキッチンでもスッキリと収納できます。

また、カバー付きのものなら安全に収納できるでしょう。棒状のスタンダード型は一番収納しやすく、メジャーな形と言えるでしょう。

メーカー

メーカーによって、デザインもさることながら、刃の切れ味や機能が異なります。数あるメーカーのなかで今回は貝印のグレーターの魅力を解説します。

貝印のグレーターの魅力

貝印のグレーターの魅力

貝印は刃物メーカーとして創業から100年以上の歴史があります。

グレーターの使い心地を大きく左右する刃は鋭い切れ味を実現しており、刃物メーカーならではの魅力といえるでしょう。「ただ切れるだけ」ではなく、より鋭利に滑らかに切れる刃物を提供しています。

また、100年以上の歴史に加えて最新の科学技術も取り入れ、製品の切れ味や耐久性の向上にも努めています。

貝印のグレーターはハードチーズなどのかたい食材でもスムーズにおろすことができ、ふわふわに仕上がります。ほかにも柑橘、生姜、にんにくなど日常的に使う食材もおろせます。

グレーターを買うなら貝印公式オンラインストアが便利!

貝印のグレーターを買うなら貝印公式オンラインストアが便利です。「グレーター」を試してみたいという人は、ぜひ商品詳細ページをご覧ください。

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SELECT100 グレーター

SELECT100 グレーター

¥2,750 (税込)

ハードチーズや柑橘のほか、生姜、にんにくなど 日常的に使う食材もおろせるグレーター
・収納しやすいコンパクトな設計で引き出しポケットにも収まるサイズ感 ・無駄のないシンプルな形状、グリップ部は刃体との一体型 ・一方向の目立(片刃)洗う時にスポンジの引っ掛かりが少ない ・使用頻度の高い食材に活用しやすい目立て角度と形状 ・本体の上部の穴はヘラで集めた食材を落とす。フック掛けも可。 ・ヘラ形のケース(刃体カバー)の先端部で、刃の裏に残った食材を手を汚すことなく無駄なく使用することができる。 ・家庭用食洗器に対応。  

商品詳細ページ

まとめ:グレーターを上手に使って料理の幅を広げましょう

まとめ:グレーターを上手に使って料理の幅を広げましょう

グレーターには次のような特徴があります。

  • 軽い力で食材をおろせる
  • 食材が口当たりよくふわふわになる
  • スパイスや柑橘類の皮を削ると香りが際立つ

「ワンランク上の料理を作れるようになりたい」「いつもと違った料理を楽しみたい」という方は、ぜひグレーターをお試しください。

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