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調理用シリコンスプーンおすすめ4選!メリット・デメリットを紹介

シリコンスプーンを購入しようと思っても、どれを選べばいいのかわからないことも多いでしょう。
販売店に行っても、同じようなシルエットのシリコンスプーンを見て、迷ってしまい、買わずに帰宅する方もいるかもしれません。
この記事では、おすすめの調理用シリコンスプーンやメリット、デメリットを解説します。
最後までお読みいただければ、ご自身の利用目的に合ったシリコンスプーンの選び方がわかるようになりますよ。
調理用シリコンスプーンのメリット

シリコーンスプーンのメリットは、マルチに使えることです。
大サイズはターナーやスパチュラなどとして、食材の調理や盛り付けに使えます。一方で、小サイズは、瓶詰めされたソースやジャムをとるときに便利。スプーン部分の先端がしなるため、きれいに取りにくい底や側面に付いたソースやジャムを残さずにすくえます。
マルチに使えるシリコンスプーンがあれば、他の調理器具を使用する必要がなくなることも。調理アイテムを減らして、キッチンの収納スペースをすっきりさせられますよ。
また、シリコン製のため、フッ素樹脂加工のフライパンや鍋を傷つけません。フッ素樹脂加工が落ちにくくなり、フライパンや鍋を長く利用できます。
調理用シリコンスプーンのデメリット

調理用シリコンスプーンは、カレーやミートソースなどの匂いがうつりやすいデメリットがあります。シリコンスプーンを長く使いたい方は、匂いが強い食品の調理に使うのは避けましょう。
また、長時間使用したり、環境によっては、シリコンの特性である加水分解によって、表面がべたべたすることがあります。シリコンの加水分解とは、シリコン樹脂が水に触れて化学反応を起こし、可塑剤という薬品が表面に溶け出してくることです。
可塑剤によってべたべたになってしまったら、重曹を入れたぬるま湯に数時間から半日漬けて洗い流すと、表面のべたつきがとれることがあるので、試してみてくださいね。
長期保管の際はよく洗浄後、通気のよい場所に保管いただくことも大切です。
さらに、シリコンスプーンは、金属製のおたまや木製の菜箸に比べると耐熱性が低い傾向があります。熱したフライパンに入れっぱなしにしたり、電子レンジで加熱したりすると溶けてしまうため、管理に気を付けましょう。
調理用シリコンスプーンの選び方

調理用シリコンスプーンを選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。
- 大きさ
- 形
- 品質
それぞれのポイントを解説します。
大きさ
シリコンスプーンは用途によって、使いやすい大きさが異なります。おたまのように使うなら大サイズ、ジャムやヨーグルトなどを取り出したいときは小サイズがおすすめです。
食材をすくう用途に特化したい場合は、スプーン部分が深く、大きいものを選びましょう。
形
シリコンスプーンは、スプーン部分のくぼみの深さや、先端が直線・丸みを帯びているものなどが販売されています。
おたまのようにスープを取り分けることが多い場合は、スプーンのくぼみが深いものを選びましょう。さまざまな用途に使いたいときは、くぼみが浅いものを選んでください。
すくいやすいスプーンを探している場合は、先端が直線になっているものがおすすめです。直線部分がフライパンや鍋のふちや底にぴったりフィットして、具材やタレを取り残さずにすくい取れます。
品質
シリコーンスプーンは、100~2,000円までの幅広い価格帯で販売されています。ただし、安いものだと加熱した鍋やフライパンでの調理に使えなかったり、加水分解でべたべたになったりして、すぐに使えなくなってしまうこともあります。
安いものを何度も買いなおすならば、その予算でクオリティの高いシリコンスプーンが買えることも。安物買いの銭失いにならないように、コストパフォーマンスの優れた品質のよいものを選んでください。
あらかじめ妥当な予算帯を決めておくと判断しやすいでしょう。
続いて、選び方を意識したおすすめのシリコンスプーンを紹介します。
調理用シリコンスプーンおすすめ4選

ここからは、調理器具を数多く販売している貝印の調理用シリコンスプーンのおすすめを紹介します。
- SELECT100 シリコンスプーン
- KHS スミまですくえるシリコーンスプーン
- ヨーグルトにぴったりシリコーンスプーン
- シリコーンミニスプーン
それぞれのシリコンスプーンの特徴や使い道を解説します。
SELECT100 シリコーンスプーン
20周年を迎えたSELECT100は「使いやすい道具はシンプルで美しく、手になじむ」をコンセプトにしたブランドです。
「SELECT100 シリコーンスプーン」は、先端部分が直線になっているため、鍋やフライパンのカーブや底面にフィットしてすくいやすい形状です。
ヘラのように使えば、スムーズにひき肉をほぐせます。適度な強度があるため、スプーン部分のしなりを活かしてきれいにすくい取れます。スプーンのハンドル部分が長く、袋のスミに入っている食材を取り出すために使うのにも便利。
スプーンとハンドル部分はつなぎ目がない一体型となっているため、分離型にあるような溝に食材や汚れが入り込むことはありません。また、家庭用食洗器対応なので、お手入れも楽。
これ1つで「ほぐす」「炒める」「すくう」ができる万能の調理用スプーンです。
2024年3月30日に放送された、TBS系列「サタデープラス」内のコーナー・ひたすら試してランキング!のシリコンスプーン部門で1位を獲得しました。
SELECT100 シリコーンスプーン
¥1,100 (税込)
またムーミンデザインも出ており、機能性と可愛らしさを兼ね備えた商品となっています。
ムーミン×SELECT100 シリコーンスプーン
¥1,650 (税込)
KHS スミまですくえるシリコーンスプーン
スミまですくえるシリコーンスプーンは、ジャムや調理料が入った瓶などの容器から最後まできれいにすくい出すことに特化したアイテムです。
スプーンの先端が柔らかく、容器の側面や底をきれいにすくえます。本体サイズが16センチメートルあるため、細長い瓶から取り出すのにも便利。
カラーは赤と黒をご用意しています。
KHS スミまですくえるシリコーンスプーン
¥605 (税込)
先端が柔らかいシリコーン製で、容器の側面や底を綺麗にそろえることが出来ます。 シリコーン素材なので、すくい出す際にカチャカチャ音がしません。
シリコンスプーンには珍しい赤色のボディなので、収納しても棚の中で迷子にならず、すぐに見つかりますよ。
スミまですくえるシリコーンスプーン
¥605 (税込)
キッチンに馴染む使いやすいブラックカラー。ジャムや味噌やコチュジャンなど、何でも綺麗に掻き出せて使いやすい便利アイテムです。
シリコーンスプーン
小さめのボウルでの和え物や盛り付けに便利なシリコーン一体型のスプーンです。大容量パッケージの隅や、側面についたヨーグルトもきれいにすくえます。
スプーンのくぼみが深く、まとまった量をすくえるため、取り分けにも便利です。背の高い瓶やレトルト食品のパウチの中身を出すときにも使えます。
シリコーンスプーン 18㎝
¥847 (税込)
シリコーンミニスプーン
ミニタイプは、小さい器に入っているジャムや、ちょっとした材料を合わせるときに便利なアイテムです。
スプーン部分がハート型に透けているのが特徴のひとつ。シリコンのなかにナイロンの芯を入れているため、フレキシブルなやわらかさとコシを両立しています。
ケーキやタルトの盛り付けやトッピング、ドレッシングを混ぜるのにぴったりです。
シリコーンミニスプーン
¥1,100 (税込)
まとめ:調理用シリコンスプーンを使って調理を楽にしよう

シリコンスプーンのメリットは、適度なしなりですくったり混ぜたりしやすく、マルチに使えることです。
ただ、状況によっては加水分解が起こりべたべたしやすいというデメリットがあります。表面のべたつきが気になったら、適切なお手入れ方法・保管方法できれいにしてくださいね。
選ぶときは、用途に合わせた大きさや形をチェックしましょう。
調理用シリコンスプーンは、キッチン用品を数多く取り扱う貝印のアイテムがおすすめです。貝印のシリコンスプーンが気になる方は、以下のリンクからチェックしてくださいね。