MASTER LINEマスターライン

MASTER LINE マスターライン

刀鍛冶の わざ こころ を受け継いだ、
関孫六の最高峰。
追求と研鑽が惜しみなく注がれた、至高の切れ味。

滑らかで鋭い切れ味と耐久性、
全てに意味を持つ、
計算された刃体・ハンドル形状、
使うほどに愛着がわく機能美。

日本が誇る刃物の産地「関」で培われた
伝統の職人技と
革新的な技術力から生み出される
マスターラインは、
長く愛用いただける逸品を備えた
関孫六の最高峰シリーズです。

関孫六

製品特徴

製品特徴製品特徴
  • 八角柄

    お客様とプロの声を聴き、
    何度も試作検証したこだわりのハンドル。
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  • 鳥居反り

    機能美を兼ね備えた
    こだわりの形状。
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  • 鋼材

    高硬度の特殊ステンレス刃物鋼を
    芯材とした三層鋼。
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  • 「切付」形状

    和包丁をルーツとする
    「切付」形状。
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マスターラインのロゴは、関孫六最高峰の証。
現代に伝承される刀匠の業・最上の切れ味を表現した刃物の軌跡。
関孫六の中軸をなす「日本」のものづくり・叡智を表しています。

製造工程

1

レーザー
カット

2

熱処理

3

スキ研削/
刃均し/
グレージング

4

口金溶接

5

口金研磨

6

ミラー研磨

7

ショット
ブラスト

8

仕組み

9

木柄研磨

10

マーキング

11

湿式刃付

12

包装

レーザーカット
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レーザーカット

材料となるステンレス鋼を、包丁の刃型に合わせてレーザー光を当て切り抜いていく。レーザーによる加工はコンピュータによってプログラム制御されており、細かなデザインも正確に切り取っていく。加工スピードは金型によるプレス加工に比べ時間はかかるが、細かな意匠を要求される商品や小ロット品、試作時などにレーザー加工が活躍している。

熱処理
212

熱処理

レーザーカットされた包丁の刃体を約1000度に熱せられた電気炉のなかで加熱する。次に、冷却し、鋼材の組織が変化して硬い刃体が出来上がる。その後、硬度の均一化と経年変化の曲りや割れを防止するサブゼロ処理をするため、マイナス約80度まで冷やす。さらに再加熱することにより、硬いだけではなく粘りのある強靭な刃が出来上がる。

<span class="md">スキ研削/刃均し/グレージング</span><span class="sm">スキ研削 / 刃均し / <br class="sm">グレージング</span>
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スキ研削/刃均し/グレージングスキ研削 / 刃均し /
グレージング

まず刃先の部分を薄く研削する。刃均しは、特殊な研磨材によって刃先の部分を研磨し、刃体に滑らかなハマグリ形状を作る工程。その後、刃体全体をよりキメ細かく研磨をかけるグレージング工程を行なうことで、包丁全体が磨かれ綺麗な包丁の表面が出来上がる。

口金溶接
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口金溶接

刃体に口金を溶接していく。口金とは包丁の持ち手部分に付いているもので、包丁本体とハンドルの結合部分を強化するための部品だ。刃体と口金を溶接して固着させることで柄の中に水が入り難くなり、柄の耐久性が増すことになる。

口金研磨
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口金研磨

刃体と口金を溶接したのち、凹凸をなくすため研磨していく。最初は盛りあがっている状態が、研磨することにより指あたりが滑らかになる。

ミラー研磨
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ミラー研磨

グレージング工程よりさらに細かい仕上げをするために、2本のロールの間に刃体を挟み込み、顔が映り込むほどの鏡面になるまで磨き上げる。

ショットブラスト
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ショットブラスト

ガラスビーズ(細かなガラスの粒子)を吹き付ける。それにより、鋼材の柔らかい部分と、硬い部分とで表面の粗さが異なり、層状の独特の模様が浮かび上がってくる。

仕組み
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仕組み

刃体にハンドルを取り付ける組立て工程。ハンドルの素材は強度と耐水性に優れた積層強化木を使用している。ハンドルの取り付けには、水が入らないようにシーリング材を用い、耐水性をさらに上げる工夫がされている。口金にはMIM技術を用いた部品を使用している。

木柄研磨
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木柄研磨

組み立てた包丁のハンドル部分や取り付けた口金を研磨する作業。細かな部分にある段差や表面を研磨することで、滑らかで美しいハンドルに仕上げていく。部位によって研磨するための研磨材も区別され、各部品の研磨にそれぞれ熟練した職人が担当し、作業を行なっている。

マーキング
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マーキング

包丁に入れられているマーキング。ブランド名のほか、いつ作られたものかが分かるようロット番号の印刷がされている。これにより、使用された材料の履歴、各工程の生産日時と担当者までもが分かるよう、トレーサビリティが取れる仕組みになっている。

湿式刃付
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湿式刃付

高級に位置づけられるラインナップには必ず用いられる刃付方法。水をかけながら行なうことで摩擦により発生する熱を発生させない刃付で、これにより刃先がよりなめらかになり、切れ味が大幅に向上する。最後になめし革でバリ(研削時にできる金属の出っ張り。返しともいう)を取ることで初めて完成された状態の包丁となる。一丁一丁刃先の切れ味をチェックしていく。

包装
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包装

完成した包丁は、丁寧に箱詰めしていく。

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