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KAI SSP SCISSORS(仮称)

produced by
NOBUKI HIZUME

KAI SSP SCISSORS(仮称) produced by NOBUKI HIZUME

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開発の背景問
過剰生産・過剰廃棄からサステナブルへ大きく舵を切っているアパレル業界において、道具も良いものをメンテナンスしながら長く使う価値観を広めたい。
また、日本において、帽子の作り手が減少しており、帽子を作る担い手の増加とそれに伴う文化の継承が課題となっている。
デザインの意図解
世界最高峰の切れ味を実現することにより、良いものをより長く愛用していただくことがサステナブルに通じると考える。また、貝印の研ぎ技術を活かした定期的なメンテナンスにより、最高の切れ味を蘇らせることができる。本ハサミと合わせて、2022年7月より募集を開始し、11月8日に最優秀賞を発表した「KAI Hat & Head-piece Competition」の実施を通して、新しい帽子文化の創出、帽子を作るデザイナーの発掘・育成を行っている。
2023年春 発売予定
製品概要
世界最高峰の切れ味を目指し、フランスで日本の人間国宝に相当する、M.O.Fを受賞した世界で活躍する帽子デザイナーの日爪 ノブキ氏と共同開発した縫製ハサミ。
40年以上に渡って、アパレル業界などモノづくりの製造現場で使われるハサミを制作してきた貝印が、日爪氏の高い要望に叶う切れ味を5年以上の開発期間を経て実現。
  • KAI SSP SCISSORS(仮称) produced by NOBUKI HIZUME
  • KAI SSP SCISSORS(仮称) produced by NOBUKI HIZUME
  • KAI SSP SCISSORS(仮称) produced by NOBUKI HIZUME

Spec

サイズ
全長サイズ:100/150/170/250/280mm

鋼材:ハイカーボンステンレス刃物鋼

Author

日爪 ノブキ

日爪 ノブキ

2004年に文化服装学院アパレルデザイン科を首席で卒業後、渡伊。イタリアのメーカーよりアンダーウェアのデザイナーとしてコレクションを発表する。帰国後、国内外の舞台やミュージシャンの帽子・ヘッドピースを手がけ、同時にアーティスト活動として「NOBUKI HIZUME」を展開。2009年よりフランスに拠点を移し、数々のグランメゾンのパリコレクション用の帽子を手掛けている。
2019年、フランス国家最優秀職人章に認定。

※フランス国家最優秀職人章(Meilleur Ouvrier de France:MOF)は、フランス文化の継承者にふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される称号で、日本の重要無形文化財(通称、人間国宝)認定制度に相当すると言われている。
同年、帽子ブランド「HIZUME」をスタートさせる。