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料理研究家・高橋善郎さんに暮らしを少しリッチにする生クリームレシピを聞いてみた!
はじめまして! 貝印の小林 甫と申します。
突然ですが私、こう見えて大の生クリーム好きなんです。
生クリームって、誕生日やクリスマスなど、特別な日を盛り上げてくれる縁の下の力持ちっていうか。幸せの象徴だと思うんですよね。私の場合は、週末は必ず生クリームを楽しんでいるので、常に幸せを感じています。
そんな私が昔から常々感じていることがあるんです。
生クリーム男子、身を潜めすぎちゃぁーいませんかね。
いや、わかります。スイーツ好きな男性タレントなんかも増えていますし、昔に比べたらだいぶ市民権を得た感もあります。でもですよ、おじさんひとりでカフェに入って生クリームたっぷりのパフェを頬張るには、依然としてかなりの勇気が必要。
もっと満足のいく生クリームライフを送りたい……そんな欲求を満たすべく、勤め先の貝印である商品を開発しました。
その名は「生クリッチ」。
自宅で気軽にでき立ての新鮮な生クリームを楽しみたい、という純粋な動機から出発したこちらの商品。自分で言うのもなんですが、機能良し、デザイン良し、使用感良しと、三拍子揃った満足のいくツールができました! おかげさまで私の生クリームライフもかなりリッチになっております!
この幸せを世の“隠れ生クリーム男子”にもぜひ味わってほしい! そう考えまして、事前に「走る料理家」としてメディアへの露出も高い人気料理研究家の高橋善郎さんに、「生クリッチ」を使った、毎日の暮らしを少しリッチにするレシピを依頼しました。
本日、その完成したレシピを手に高橋さんが来社されるので、じっくりお話をうかがいたいと思います。
生クリーム好き男子のための自動生クリーム製造機「生クリッチ」
高橋さん考案のレシピを発表する前に、まずは私が開発した「生クリッチ」を紹介しましょう。
「生クリッチ」とは、ボタンひとつで簡単に生クリームを泡立てられる料理家電です。
ちなみにこの製品、貝印社内で実施された社内コンペで採用され、製品化に至った第一号の自慢のアイテムなんです!
ポイントは以下の3つ!
- ボタンを押したらわずか約2分で泡立てられる!
- 食洗機可でお手入れもラクラク!
- 充電式なのでどこにでも持ち運べる!
ここで詳しく解説させてください。
Point1 ボタンを押したらわずか約2分で泡立てられる!
泡立て器やハンドミキサーを使うと、生クリームが泡立つまでつきっきりになりますよね。「生クリッチ」なら、ボタンを押したあとは放置でOK。おおよそ七分立てに泡立ったのを検知すると自動で停止するので泡立てすぎて生クリームが分離することもありません。もっと強めに泡立てたいというときも、マニュアルモードで追加で泡立てが可能です!
Point2 食洗機可でお手入れもラクラク!
生クリームを泡立てたあとの片付けって、本当に面倒ですよね。泡立て器自体が複雑な形状ですし、ボウルもかさばるし、周囲に生クリームが飛び散ったりもするし。
「生クリッチ」は通電する部分を除けば、あとは丸洗いできます。しかも食洗機対応なので、億劫な片付けが超絶ラクなんです!
Point3 充電式なのでどこにでも持ち運べる!
「生クリッチ」はワイヤレスだから、どんな場所でも使えます。電源コードの届く範囲での作業は地味にストレスですよね。キッチンはもちろんのこと、リビングでもベランダでも、さらにはアウトドアでも! さまざまなシーンで生クリームを泡立てられますよ。
さてさて、「生クリッチ」の魅力を紹介したところで、いよいよ高橋さんの出番です! 実は、高橋さんには 事前に「生クリッチ」をお渡しして試用していただいています。レシピはもちろんですが、その使用感の感想についても聞いてみたいと思います!
高橋さんに聞く、暮らしを少しリッチにする「生クリッチ」との付き合い方
高橋善郎(以下、「高橋」):お待たせしました。料理研究家の高橋善郎です。
小林 甫(以下、「小林」):この度は弊社までご足労いただきありがとうございます!
高橋:本日はよろしくお願いします! ところで今日は展示物がたくさんありますけど、何かイベントをやっているんですか?
小林:この展示は、2023年11月に渋谷のHz-Shibuya(ヘルツシブヤ)で開催した「切れ味とやさしさ展」のために用意したものなんですよ。貝印の歴史を辿りながら、弊社デザイン部が考案した未来の刃物にも触れられる展示で。期間が終了したので、社内に展示を移したんです。
高橋:ああ、11月8日の「いい刃の日」のイベントでしたっけ。うわ、このパネルすごい! 貝印さんの歴史がひと目でわかりますね。いいときに訪問できてラッキーです!
小林:ありがとうございます! ところで早速ですが、「生クリッチ」いかがでした?
高橋:これ、すごく便利ですよ! レシピ作りも捗りました!
小林:本当ですか! そのへん、詳しくうかがいたいです。
ところで私、自他ともに認める生クリームラバーでして、貝印の公式 YouTubeチャンネル「貝印の切れ味チャンネル」でも、レシピなんか紹介したりしております。で、聞くところによると高橋さんも生クリームが大好物とか。
高橋:はい。小林さんほどではないと思うんですけど、僕も生クリームが好きなんですよ。生クリームって、ロマンがあるじゃないですか。人を幸せにする食材としての価値が高いんですよね。
僕は朝に甘いものを食べることが多いんですが、そこでもやはり生クリームは出番が多いです。シュークリームやエクレアなんかよく食べるし、生クリームは生活するうえで馴染み深い存在ですね。
こうして日常的に食べてはいるんですが、やっぱり生クリームは特別な存在です。和食の店 をやっていることもあって、お店ではあまり使わない食材なんですよ。だからかな、余計に特別感を抱いてしまうというか。生クリームと言えば、お祝いの日、ハレの日に食べるものって印象があります。
小林:見ているだけで笑顔になっちゃうっていうか、幸せになっちゃいますよね。
高橋:ほかに代替が効かない唯一無二の食材ですよね。生クリーム自体はスイーツに使うのはもちろん、しょっぱいシチュー系にも使います。料理を問わず使えてみんなを幸せにする食材です。
小林:そんな生クリームですが、正直、食材として扱いやすくはないですよね?
高橋:むしろ扱いにくいと言っていいくらい。生クリームって温度管理が必須なんですよね。常温で保管できず、冷えている状態で泡立てたほうがいいとか。そういう繊細な温度管理が求められます。あとは、単純に泡立てるのが大変。疲労感がありますし、洗い物も増えちゃうし。
小林:高橋さんは普段、どんなふうに泡立てているんですか?
高橋:泡立て器を使って手で混ぜてますね。ハンドミキサーももちろんあるんですけど、手で混ぜたほうが泡立て加減を調整しやすいので。それに僕は普段から料理してるせいか、そこまで泡立てるのに時間がかからないってのもありますね。
小林:えっっ……。
小林:えっと、私は生クリームが大好きなんですが、泡立てが一向に上達しなくて。飛び散るし、時間もかかるし、さらに手が疲れちゃってしんどいなと。「生クリッチ」では、それらを全部解決したいと思ってたんです。
高橋:だとしたら、完全に解決できてますよ! もう、めちゃくちゃラクでしたから。ほんと、ノンストレスでした。カップの中で完結するから飛び散らないし、ボタンひとつで済む操作性のシンプルさもありつつ、洗い物もコンパクトになったりとか、いろんな“めちゃくちゃラク”が1台に集約されてます。
しかもね、すごく美味しい生クリームが出来上がるんですよ。究極の生クリームって何分立てだろうって考えたんですが、家庭で使う範囲内で言えば、もうこれが正解だと思いますよ。この生クリームが短時間にノンストレスで作れるっていうのがミソですよね。
小林:うわあ、うれしい……! 料理が得意な人には不要です、なんて言われたらどうしようと思ってました。
高橋:いやいや、美味しさと操作性のどちらも担保されている商品ですよ。率直に言って楽しいです、使っていて。調理器具の大事なことって、毎日使いたくなるかってところだと思うんです。ルックスがいいからキッチンに出しておけるので、すぐ手に取れて日常的に使いやすいのもいい。
高橋:調理家電をよく使う立場からすると、性能が進化しすぎている商品ってたくさんあるんですね。それはそれでいいんだけど、「生クリッチ」はまずは七分立てまで一気に泡立てて、あとは必要に応じてどうぞっていう潔さがあります。このシンプルさは魅力ですね。
小林:プロの高橋さんにそう言ってもらえると、本当にうれしいです!
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自動生クリームホイッパー 生クリッチ(NAMACRICH)
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生クリーム男子に贈る、至極の生クリームレシピ!
小林:ホットコーヒーに浮かべてウインナコーヒーにしたり、市販のアイスにのせてプチ贅沢したり、生クリームの使い道って料理が得意じゃない私たちだと単調になりがちなんです。
おすすめを聞かれて、「カレーに合います!」なんて言うとドン引きされたりして……すごく美味しいのに……。
高橋:ああ、生クリームって甘いという先入観がありますもんね。砂糖を入れなければ甘くありませんし、そもそも生クリームが太るってイメージも誤解なんですよ。とくに動物性の生クリームって良質な脂質で、エネルギー源としても優秀。生クリーム自体はエネルギー代謝を高めるビタミンB群も豊富で、脂肪になりやすいわけではないんです。生クリームが大好きな小林さんだって、まったく太っていないわけで。
小林:確かに私、人一倍食べてます(笑)。
高橋:そんなわけで、今回は生クリーム本来の味わいと栄養分を活かして、砂糖を生クリームに混ぜないレシピを考案しました。それぞれ市販の生クリームの半量を「生クリッチ」で泡立てて使います。
小林:ランチのミートソースに半量、間食や夜のおつまみでもう半量使えば、1日で1パック使い切れますね。「生クリッチ」のカップは1回あたり100ccを泡立てられるんですが、生クリームは開封すると日持ちしないので、立て続けに作れるのはありがたいです!
高橋:むしろ「生クリッチ」があるからこそ、ですよ。1日に二度も泡立てるのはしんどいけれど、「生クリッチ」なら億劫になる余地がないので、気軽に生クリームを使えると思います。
高橋善郎さん考案! 「生クリッチ」を使った魅惑のレシピ3品
お待たせいたしました! 早速、高橋さん考案の「生クリッチ」で泡立てた生クリームで作れる、簡単なのに美味しくて、しかもアレンジしやすいレシピをご紹介します! 手の込んだ料理に見えるので、誰かに振る舞ってあげたらきっと喜んでもらえるはず!
■多方面で高パフォーマンス! 「クリーミーミートソース」
【材料(2人分)】 生クリーム(お好みの脂肪分のもの):100g分 パスタ(お好みの太さのもの):160g 牛豚合い挽き肉:100g パセリ(粗みじん切り):適量 [A] トマト缶(カット):150g セロリ:(粗みじん切り):50g分 玉ねぎ(粗みじん切り):1/4個分 ケチャップ:大さじ4 水:大さじ2 顆粒チキンコンソメ/薄力粉:各小さじ2 すりおろしにんにく/すりおろししょうが/オリーブオイル:各小さじ1 【作り方】 1.大きめの耐熱皿に[A]を入れて混ぜ合わせ、ラップをかけて600Wの電子レンジで3分ほど加熱する。火傷しないように取り出し、ひき肉を加えて混ぜ合わせる。再度ラップをかけて電子レンジで5分ほど加熱したら仕上げに混ぜ合わせる。 2.ミートソースを作っている間に「生クリッチ」で生クリームを作る。パスタは製品の規定通り茹でる。 3.器に茹で上がったパスタを盛り付け、1.をかける。最後に生クリームをのせ、パセリをちらす。 |
「生クリームは酸味のあるトマト系ソースと相性が良いので、ミートソースならまず間違いありません。手軽なレンチンレシピなら後片付けもごく簡単ですし、なんならミートソースは市販品でもOK。パスタは体を鍛えているアスリートにも歓迎されるメニューなので、健康面を気にしている人にもぴったりです。いろいろな意味でパフォーマンスの高いレシピなので、ぜひお試しを!」(高橋さん)
■妻や意中の女子に振る舞いたい「ツナのなめらかパテ風クリーム」
【材料(2~3人分)】 生クリーム(お好みの脂肪分のもの):100g分 お好みのパン:適量 ツナ缶(ノンオイル):2缶 グリーンオリーブの実(輪切り):20~30g 粗挽き黒こしょう:適量 【作り方】 1.「生クリッチ」で泡立てた生クリームに、水分をしっかり切ったツナ缶、オリーブの実を混ぜ合わせる。 2.パンは食べやすい厚さに切り、適宜トースターで温め、1.をのせる。適宜カットレモンとチャービル(ともに分量外:適量)をのせ、粗挽き黒こしょうをふる。 |
「お酒に合うおつまみディップも、生クリームを使えば簡単! ノンオイルのツナを使えば手軽で栄養面も満足できます。仕上げにはちみつをかけたり、スパイスを加えてカレー風味にしたり、はたまたソーセージを加えたり、ハーブを加えてハーブクリームにしたりと、アレンジも無限です。パンの代わりにクラッカーを使うのもおすすめですよ」(高橋さん)
■甘くない生クリームで大人の味に! 「ティラミス風アイス」
【材料(2人分)】 生クリーム(お好みの脂肪分のもの):100g分 チョコアイス:100g分 食パン(8枚切り):1枚 アーモンド(粗く砕く):約10g ココア:適量 【作り方】 1.「生クリッチ」で生クリームを泡立てる。食パンは手で小さめにちぎる。 2.容器にアイス、生クリーム、食パンをバランスよくしきつめる。表面にココアをふり、アーモンドをちらす。 |
「ただ容器に盛り付けるだけの簡単なレシピです。甘みはアイスだけなので、罪悪感なく食べられます。上手に作るコツは、アイスを常温に置き、少し溶かすこと。扱いやすくなるうえ、生クリームや食パンとよく馴染みます。アーモンドをお好みのナッツに変えたり、生クリームにインスタントコーヒーを足しても◎。カットしたフルーツを混ぜるなど、アレンジしてみてください!」(高橋さん)
生クリームのレパートリーは無限!「生クリッチ」ってキッチンのスタメンかも
いかがでしたか? 日夜、身を潜め続けている生クリーム男子のみなさん。もう、このまま身を潜めていたって構いませんよ! だって、「生クリッチ」があれば自宅で思う存分、愛する生クリームを嗜めるわけですから。
いつものミートソーススパゲティはこっくり濃厚かつクリーミーにランクアップするし、おしゃれなディップやデザートも覚えて、ますます生クリーム、いや「生クリッチ」の出番が増える予感。
生クリーム男子は当然のこと、料理が好きな人、栄養バランスを気にする人、さらにはお酒が好きな人や食べるのが大好きな人まで、幅広く使ってもらえる製品だと改めて自信が漲ってきました!
【「生クリッチ」こんな人におすすめ】
・生クリームが好きな人
・料理が好きな人
・栄養バランスを気にする人
・お酒が好きな人
・食べるのが大好きな人
生クリームを泡立てることに特化した、単機能な「生クリッチ」ですが、案外、キッチンのスタメンになれる日も近い予感。
一度でも生クリームの泡立てに心が折れてしまった覚えがあるという人は、試しに使ってみてください。後悔させませんよ!
▼「生クリッチ」が欲しい人はこちら! ▼
自動生クリームホイッパー 生クリッチ(NAMACRICH)
¥8,800 (税込)
料理研究家 高橋 善郎さん
料理家でありながら、東京 世田谷にある和食料理店 「凧(はた)」「凧 HANARE」の代表を務める。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を9個保有し、食品メーカーのレシピ開発など各メディアにも出演中。趣味のトライアスロンでは国内大会の年代別で優勝するほどの実力をもつ異色の料理研究家。
http://yoshiro-takahashi.com/