
貝印の第一印象は
若い女性でも働きやすそう
大学3年のとき、就職活動生を対象にした企業見学バスツアーに参加しました。1日で5社ほどを回りましたが、その一つに貝印がありました。
その後、合同会社説明会に参加。私は一般職が希望であることを伝えると、一般職の採用も行っているということで応募することにしました。
実はそのときまで、貝印の製品も私は包丁くらいしか知りませんでした。そのため、貝印で働いているのはベテランの職人さんばかりで男性社会というイメージをもっていたのです。
でも説明会でKOBAKOなどのビューティケア製品やリラックマとコラボしたキッチンツールなどもつくっていることを知りました。
そしてお会いした社員の方も同世代の女性で親しみやすい雰囲気だったので、若い女性でも働きやすい会社なのだと感じました。

大きな失敗を経験し
業務の再確認を
習慣づけるように
入社後、私は総務部に配属されました。最初は社員の慶弔関係の手続き、そして現在は勤怠関係や福利厚生に関することを主に担当しています。
総務の大切な仕事のひとつが、社員が安心して快適に働けるように事務手続きなどのサポートをすることです。
しかし私は一度大きな失敗をしてしまいました。
岐阜のカイ インダストリーズ株式会社には東京の貝印株式会社から出向で来ている方も多くいます。その方たちの勤怠は私たちが管理して、翌月に貝印の総務へ送ることになっています。
私は出向の方の勤怠を間違った数字で作成をしていました。途中で前任者に気づいてもらえたので良かったものの、自分の確認不足が多くの人に多大な迷惑をかけることになると身を持って感じました。
以来、仕事を終えた後に確認する時間を持つようにすると同時に、ダブルチェックしてもらえるようなスケジュールを立てるようになりました。
ミスをしたときは落ち込みましたが、注意してもらえたからこそ自分の確認の甘さに気付けたのだとありがたく感じています。

社員が気軽に相談できる
雰囲気づくりを大切に
総務には社内のあらゆる部署から問い合わせが入ります。
私は些細な問い合わせにも極力笑顔で応えるように努めています。
たとえば申請業務の場合、事前申請と事後処理では手続きの煩雑さが全然違います。事後処理は私たちの仕事が大変になるだけでなく、社員の手間も取らせることになってしまします。
早い段階で相談や問い合わせをしてもらったほうがお互いスムーズに仕事を進められますが、私たちが無愛想だったり相談しづらい雰囲気だと、社員の方々も億劫になり、結果的に迷惑をかけてしまうでしょう。
だからこそ私たちはどれだけ忙しいときでもピリピリした雰囲気を出さず社員の方々が相談しやすい雰囲気でいることを心掛けています。