HOW TO USE ツメキリの正しい使い方

爪のお手入れは一生のお付き合い。それなのに、爪のことはあまりよく知らないままお手入れしているという人は多いのではないでしょうか。
ここでは、爪のもつ役割と正しい爪の切り方についてご紹介します。日頃行なっているお手入れのやり方と比べてみてください。

爪と周辺組織の名称、働き

そもそも私たちにはなぜ爪があるのでしょうか?
爪には大切な役割があります。
ひとつは、指先の皮膚の保護です。指先をケガから守り、またバイキンが侵入するのを防いでくれます。
もうひとつは指先に力を入れられるようにするためのものです。爪がないと指先に力が入らなくなり、物をうまくつかむことができなくなってしまいます。爪は、物をつかむ際に支えとなる働きをしているのです。

爪と周辺組織の名称、働き

以下に、爪と周辺組織の名称とはたらきをご紹介します。

黄線(おうせん/イエローライン)
・・・指先を保護している爪の部分(爪甲)が指先から離れないように固定する役割があります。

爪甲(そうこう/ネイルプレート)
・・・指先を保護する役割があります。硬いケラチン(硬タンパク質)でできています。

爪半月(そうはんげつ/ルヌーラ)
・・・新しく生まれた爪の部分(爪甲)です。水分が多く含まれているため、白く見えます。

爪上皮(そうじょうひ/キューティクル)
・・・爪の根元と皮膚との境にある薄い皮のことです。つまり、甘皮のこと。指のなかに細菌や異物が侵入するのを防ぐ役割があります。

爪上皮角質(そうじょうひかくしつ/ルースキューティクル)
・・・甘皮、つまり爪上皮から発生した不要な角質のことです。爪甲の根元の部分に付着しています。

良好な爪の形

良好な爪の形

爪は四角い形、スクエアオフが理想で、爪にとって負担の少ない良好な状態です。

※手の爪は足の爪より圧迫されないのでやや丸みをつけても大丈夫です。

爪を切るタイミング

手の爪は、1日に約0.1mm伸びるといわれています。1ヶ月ですと、約3mm。
このことから、手の爪を切るタイミングは5〜7日に一度が適切でしょう。

一方で足の爪は、1日に約0.05mm伸び、1ヶ月で約1.5mmになります。
足の爪を切るタイミングは、10〜14日に一度が適切でしょう。


また、爪の先端から指先が見えるように切ってしまうと深爪になってしまうので注意が必要です。

手と足の爪の正しい切り方

手と足の爪の正しい切り方1

1.爪は中央から切っていきます。まず、爪の中央を確認します。

と足の爪の正しい切り方2

2.爪先の中央部を指の先端と同じ高さに切ります。

と足の爪の正しい切り方3

3.爪の切り口(切断面)が直角になるようツメキリの刃を合わせます。

と足の爪の正しい切り方4

4.爪先の中央部から左右バランスよく少しずつ切ります。

切った後のお手入れでより美しく、健康な爪に!

爪は、あまり伸ばしすぎてしまうと、指から離れれば離れるほど爪の水分が不足しがちになり、割れやすくなります。
ですから、定期的に爪を切ることが大切なのです。

切った後は、長さや形を整えるのにネイルファイルを使います。
ここでいうファイルとは、日本語で「ヤスリ」のこと。切った爪の断面と形を整えるために用いられます。

ネイルファイルは、力を入れず、やさしくゆっくりとかけます。
かけた爪の断面が直角になるようにファイルをあて、爪先の両端から中央に向かって一方方向にかけましょう。
角はファイルを小さく動かし丸みをつけるようにしましょう。
目の粗い方と細かい方があるネイルファイルは、目の粗い方から仕上げます。

監修
日本フットケア協会 室谷良子先生

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