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生クリームとホイップクリームの違いとは?泡立て方やおすすめの料理・お菓子まで紹介

ケーキをつくるときに、生クリームとホイップクリームのどちらを購入すればいいのか迷うこともあるでしょう。
本記事では、味の特徴や泡立てにかかる時間、見た目など、生クリームとホイップクリームの違いについて解説します。生クリーム、ホイップクリームの泡立て方や、おすすめの泡だて器まで紹介するので、初めてケーキのデコレーションに挑戦する方は、ぜひ最後までお読みください。
生クリームとは

生クリームとは、生乳(動物性脂肪)のみを原材料としたものです。生乳から乳脂肪分だけを遠心分離させて取り出したものを濃縮させると、生クリームが完成します。
生クリームは、泡立てられる乳脂肪分が35%以上のものと、そのまま液体として使用する乳成分が30%以下の2種類が販売されています。使用目的に応じて、乳脂肪分の数字をチェックしてから購入しましょう。
生クリームと純生クリームの違い
生クリームと純生クリーム(純乳脂)の違いは、乳成分の割合の高さです。純生クリームは乳脂肪分が90%以上、生クリームは35%程度です。
乳脂肪分の割り合いが高い純生クリームは風味とコクが強く、焼き菓子・パン生地に向いています。一方で、生クリームはさっぱりとしていて、ケーキにデコレーションするクリームとしての使用がおすすめです。
ホイップクリームとは

ホイップクリームとは、動物性脂肪に植物性脂肪を追加したクリーム、あるいは植物性脂肪のみのものです。動物性脂肪と植物性脂肪の両方を使ったクリームは、コンパウンドクリームとも呼ばれています。
ホイップクリームは生クリームより安価で購入でき、気軽に使用できます。
生クリームとホイップクリームの違いとは

生クリームとホイップクリームには、以下のような違いがあります。
- 色・味
- 泡立てにかかる時間
- 見た目
それぞれの違いについて見ていきましょう。
色・味
生クリームは薄いクリーム色に対して、ホイップクリームは純白です。また生クリームは乳成分らしいコクがある一方で、ホイップクリームはあっさりしています。
真っ白なショートケーキを作るときはホイップクリーム、あっさりとしたパスタソースを作るときは生クリームが向いています。
泡立てにかかる時間
ホイップクリームに比べて、生クリームのほうが短時間で泡立てることができます。ただし、生クリームは泡立てすぎるとぼそぼそした食感になります。泡立てすぎないように、クリームのツノの立ち方をチェックしながら、好みの硬さに調整しましょう。
見た目
生クリームは絞った跡がやわらかく、分離しやすいです。ホイップクリームは絞った跡の形がくっきりしており、分離しにくい特徴があります。
ふんわりとしたケーキのデコレーションをしたいときは、生クリームがおすすめ。一方でホイップクリームは泡立てに失敗しにくいため、初めてのケーキのデコレーションに挑戦するときに適しています。
生クリームをきれいに泡立てる方法

まず、泡立てる前に生クリームを冷蔵庫でよく冷やしましょう。生クリームを5~7度ほどまで冷やすと、泡立てやすくなるだけでなく、きめが細かくなります。
次に大きめのボウルに氷と水を入れ、冷やしながら泡立てられるように準備します。続いて別のボウルに生クリームを入れ、氷でボウルの底を冷やしながら泡立ててください。コツは、ボウルを手前に傾けながら、空気を抱え込むように泡立てること。空気とクリームが混ざると、泡立ちやすくなります。
スポンジケーキに塗るなら、ボウルから泡だて器を持ち上げたときに筋が立つ程度の硬さがおすすめです。ケーキにデコレーションするなら、ボウルから泡立て器を離したときに、生クリームの先端がピンと立つ状態まで泡立てましょう。
泡立て器を探しているという方には、製菓製品の取り扱いが豊富な貝印公式オンラインストアがおすすめです。
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生クリームを使ったおすすめレシピ

生クリームは、デザートだけでなく以下のようにさまざまなレシピに使えます。
ほかにも生クリームを使ったレシピを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
料理研究家・高橋善郎さんに暮らしを少しリッチにする生クリームレシピを聞いてみた!
生クリーム・ホイップクリームの泡立てにおすすめのアイテム

生クリーム、ホイップクリームをきれいに泡立てるための道具が必要なら、キッチン製品が豊富な貝印のアイテムがおすすめ。おすすめの泡だて器は、以下の3つです。
- 生クリッチ(NAMACRICH)& シリコーンスプーン 2点セット
- Kai House SELECT ハンドミキサー ターボ付
- 電動ハンドミキサー
それぞれの泡だて器の特徴について見ていきましょう。
生クリッチ(NAMACRICH)& シリコーンスプーン 2点セット
生クリッチは、ボタン一つで手軽に生クリームの泡立てができるコードレスの自動生クリーム泡だて器です。コードレスなので場所を選ばず、ほかの家電製品を使っていても使用できます。専用カップでかくはんするためテーブルを汚さず、洗い物を減らせます。
セットのシリコーンスプーンを使えば、スプーンの先端が生クリッチの容器の溝にフィットするため、きれいに生クリームを取り出せます。
生クリッチの本体以外は、食器洗浄機の使用が可能なので、お手入れも楽です。手間をかけずに簡単に泡立てができるので「生クリームを少しの量泡立てて料理に使いたい、お菓子に添えたい」という時に重宝します。
生クリッチ(NAMACRICH)& シリコーンスプーン 2点セット
¥9,000 (税込)
・ボタン一つで「誰でも」「手軽に」泡立て完了。日々の料理にもっと生クリームを
・「コードレス」×「コンパクト」でキャンプやオフィスなど場所を選ばずどこでも生クリッチ
・専用カップで攪拌するから「周囲を汚さず」「お手入れ楽々」
・本体以外は「食洗機可能」 【シリコーンスプーン】
・容器から中身を「きれいに」すくい出すことが出来るシリコーンスプーン
・「シリコーン素材」なので、容器に触れてもカチャカチャ音がしません
・一体成型のため継ぎ目がなく「衛生的」
・「食洗機可能」なのでお手入れ簡単です ====================
セット内容[全2アイテム]
・自動生クリームホイッパー 生クリッチ(NAMACRICH)
・スミまですくえるシリコーンスプーン
==================== ※本商品は、割引コード・ポイントアップキャンペーン対象外です。
Kai House SELECT ハンドミキサー ターボ付
重量が約855gと軽くて手が疲れにくいハンドミキサー。ビーターは、かくはん効率のよいこだわりのクランクスリッド形状。効率よく空気を混ぜられ、ふわっとスピーディーに仕上がります。
生クリームやメレンゲを簡単に泡立てられるので、お菓子作りのハードルが下がるはず。スピードは5段階切替で、ボウル外への飛び散りを考えながら調整できます。
ビーターやコードは本体に収納可能。すっきりと片付けられます。
Kai House SELECT ハンドミキサー ターボ付
¥6,050 (税込)
電動ハンドミキサー
重量はたったの約730g。軽くて手が疲れにくくコンパクトなので扱いも簡単。手軽に使える電動ハンドミキサーです。混ぜはじめ、泡立て、仕上げなど工程に合わせて5段階にスピードを調整できます。お手ごろ価格で、泡だて器を初めて購入する方にもおすすめ。
縦置きが可能で、使用後には一時的に立てておくこともでき、ビーターを置く容器や皿などを用意せずに済みます。ボタンを押すだけでビーターを簡単に取り外せるため、後片付けも簡単です。
電動ハンドミキサー
¥3,850 (税込)
泡だて器の選び方が知りたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください!
泡立て器おすすめ12選 電動・手動の選び方も解説
まとめ:生クリームとホイップクリームの違いを理解して料理を楽しもう

生クリームとホイップクリームの違いは、乳成分です。コクのあるショートケーキを作りたいときは、生クリームを使用しましょう。初めてケーキのデコレーションにチャレンジするときは、泡立てに失敗しにくいホイップクリームがおすすめです。
生クリーム、ホイップクリームを泡立てるときのコツは、冷蔵庫で5~7度までよく冷やすこと。泡立てるときも、常温にならないように氷でボウルを冷やしながらスピーディーに泡立ててくださいね。
生クリームやホイップクリームを泡立てるアイテムを探しているときは、貝印公式オンラインストアをご利用ください。用途に合わせたさまざまな製菓用品を取り揃えています。
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