指先を綺麗にするのは、大切な「身だしなみ」のひとつ。
女性だけではなく、男性もケアされる方が増えています。
ここでは、道具を使った正しいネイルケアの手順をお伝えします。
ネイルケアの手順は、ツメヤスリで爪の切り口を整え、プッシャーで爪の余分な角質、余分な甘皮、ささくれを取り除き、ネイルバッファで爪の表面を磨きます。
最初にツメキリで爪を切った後、ツメヤスリで爪の形を整えます。
指の輪郭に合わせてヤスリをかけ、ツメキリでできた角を落としていきます。
最初は目の粗い方からかけていき、ひと通りかけ終わったら、今度は目の細かい方を使って仕上げていきます。
ヤスリをかけ終わったら、指先をぬるま湯に浸してください。
これは次にケアする甘皮周りの皮膚を柔らかくするためのものです。
その上でキューティクルリムーバーを甘皮に塗って、爪のくすみや表面の汚れを浮かします。
次に使うのはプッシャー。
このアイテムは甘皮を押し上げるために使うものです。プッシャーをかけていくと、爪の周りがぱきっとした形に浮かび上がってきます。
この時に爪と甘皮との間にある爪といっしょに伸びてくる余分な皮（ルーススキン）を取り除いていきます。
これを取り除くと爪が伸びやすくなるのと同時に、後で塗ることになるオイルが浸透しやすくなります。
ここで注意すべき点は甘皮を取りすぎないようにすることです。
甘皮は細菌が入ってこないように爪を保護している大切なもの。
必要以上に取りすぎると、ばい菌が入って炎症を起こす原因となってしまいます。
その次にネイルバッファを使います。
ネイルバッファとは目の細かいヤスリのことです。
これを使って爪の表面を曲面に沿って磨いていきます。
バッファをかけることで、加齢によって生じる縦筋が取れ、爪にツヤが出るようになります。
最後に、甘皮部分にオイルを塗ってしっかりと保湿をします。
塗った後はオイルがなじむように指先をマッサージしましょう。
