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HOW TO「リキッドファンデがぼってり重たく、顔が大きく見えちゃいます」〜ファンデのお悩み、パフで解決! Vol.1〜

ベースメイクのお悩み、ファンデを買い換える前に「ちょっと待った!」。それ、“パフ”を換えたら解決できるかもしれません。手持ちファンデのポテンシャルを高めてくれる“パフ”との巡り会いを、今すぐあなたのお肌にも♡

秋冬の保湿重視のリキッドファンデが
ぼってり、重たくなってしまいます。

QUESTION!
秋冬用の、保湿力&カバー力高めのとろみのあるリキッドファンデーション。塗ると、肌が透けずまるでお面をかぶったようなのっぺり大顔に見えてしまいます。カバー力を求めると、仕方がないことですか?
〜A子・23歳〜

教えてくれるのはヘアメイクアップ&アーティスト吉川陽子さん

ANSWER!
それは、パフの吸い込み量が原因。
厚手のパフで薄く、均一にフィットさせれば
仕上がりの印象も“すっきり小顔”

これは、厚みのあるパフにリキッドファンデをしっかり吸い込ませてから塗ると解消するんですよ。パフが厚いと指のテンション(ギュッと押しつける力)が伝わりにくく、“面で塗る”ため均一な薄づきが叶います。逆に、薄いパフだと指の力がダイレクトに伝わってスジができるし、力が分散しないから吸い込んだファンデ液がじゅわっと肌に戻っちゃうんです。そうすると、仕上がりもぼってり厚め。ブラシと一緒で、薄づきに仕上げたいならボリュームタイプでふわっと大きく広げるのがGoodです!

ふっかふかのボリュームで力が分散!!

リキッドファンデを塗ってみると…?

リキッドファンデを手の甲に同じだけ取り、それぞれパフにトントンと含ませてすべらせてみたところ。薄いパフで塗ったほう(左)は、指の形がくっきり。厚手のパフ(右)は、ファンデを置いたところに液もたまらず、下までかすれず均一に伸びました。

“薄づき”小顔ポイントはこの3つ

1 取る量はこれくらい

取る量はこれくらい

手の甲にファンデーションを出し、体温でファンデをゆるませてからパフに含ませます。パフ面積の1/2がめやす。

2 ダイヤモンド塗り

ダイヤモンド塗り

両頬、おでこ、アゴにファンデを乗せ、カバーしたいパーツを手早く仕上げます。

3 外側は“抜け”させて

外側は“抜け”させて

ダイヤモンドの外側は、ファンデを足さずにパフに残ったぶんでOK。内から外へと広げます。ここに“抜け”をつくるとメリハリある小顔が完成。

今あるファンデでもっとキレイに!

「使いこなせないで、メイクボックスの“肥やし”になっているファンデってきっと誰しもありますよね。それが “ぼってり重くなる”、“ファンデが濃く見える” というお悩みだったら、厚めのパフを使ってみてください。テクニックいらずで薄づきや透明感が叶います。顔の外側に“抜け”をつくるダイヤモンド塗りもお忘れなく!」

汚れが落ちやすいパフ(リキッド用)
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汚れが落ちやすいパフ(リキッド用)
 
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Hair&Make-up:Yoko Yoshikawa /Photo:Junji Moroi(Rooster)/Model:Azuki Oguchi /Text:Kei Kugita

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