SDGs × 知財の取組み｜KAIグループについて

KAIグループ特許・意匠のSDGs対応

KAIグループは、知的財産の創出や活用を通じて、社会課題の解決に取り組むことで、持続可能な事業成長や企業価値の向上に貢献することを目指しています。

KAIグループが保持する特許権のうち、27%がSDGsに関連世界での特許取得内容とSDGs ゴールとの連動状態

※分析はSDGs17の目標と169のターゲット定義文を基に当社基準による

KAIグループが保有する特許権は、関連するSDGsの目標が幅広いことが特徴です。その理由として、キッチン用品、製菓用品、ビューティケア用品といった生活用品から、医療用品や業務用刃物まで、1万点にもおよぶアイテムを展開していることが挙げられます。

※分析はSDGs17の目標と169のターゲット定義文を基に当社基準による

SDGsの目標に紐づくKAIグループの製品・サービスに関連する特許・意匠出願件数推移
(2016年を1とした指数)

※SDGsが国連で採択された2015年9月の翌年以降に出願されたKAIグループの国内および海外の特許・意匠を調査

KAIグループでは、SDGs達成に向けた製品・サービス開発を推進しています。取り組みの成果として、SDGsの目標に紐づく製品・サービスに関する特許・意匠出願件数は増加傾向にあります。

代表的な特許事例

紙カミソリ® 特許第6825162号、特許第6894054号、特許第6858478号

紙製ハンドルとオール金属製のヘッドからできた98％プラスチックフリー※のカミソリ。
従来のカミソリと遜色ない使い心地を追求。
プラスチック使用量を削減し、持続可能な消費と生産、廃棄物の発生の削減、気候変動対策に貢献します。

※当社製3枚刃カミソリとの比較

プリティー紙カミソリ® L型　特許第7266959号

ハンドルに紙、刃体に金属を使用した90％プラスチックフリー※のカミソリ。
2つのカバーを折り返して刃をしまうことで、収納・持ち運びも可能。
プラスチック使用量を削減し、持続可能な消費と生産、廃棄物の発生の削減、気候変動対策に貢献します。

※当社製顔用カミソリとの比較。削減率はモデル時の理論値のため変動する場合があります。

眼科メス
特許第5795188号

刃の表と裏を異なる形にして、刃先の強度と切れ味を向上させた眼科メス。
眼の健康を維持することに寄与し、手術を受ける人の負担軽減に貢献します。

異物混入対策スリットナイフ
特許第6599587号

袋の二度切りによる異物混入を防止するナイフ。作業者の技術の習熟度に関わらず、フィルムの確実な切断開封を実現。
技術的・職業的スキルなど、働きがいのある仕事及び技能を備えた若者、外国人、主婦層を含めた成人の割合の増加に貢献します。

コンパクト電動シャープナー
特許第6797326号

荒砥石と、ガイドを一体化した仕上げ砥石を組合せた研ぎ器。軽く引くだけで簡単に早く研ぐことが可能。
包丁のよい状態を維持しながら長く使用することができ、廃棄物の発生防止、削減に貢献します。

カミソリのSDGs対応商品について

特にカミソリ分野において、KAIグループのSDGs対応商品数は、業界No.1※の多さを誇ります。KAIグループのSDGs対応カミソリの歴史は30年以上前に遡り、1991年には、地球環境に配慮した“生分解性樹脂”に関する特許出願に挑戦しています。また、1996年には、生分解性樹脂を使用したカミソリ「エコレ」を発売しました。
使い捨てカミソリを取り扱う企業の責務として、廃プラスチックの削減と資源循環の一助となるべく、環境対応カミソリの開発に注力しています。

※2023年6月現在貝印調べ