100年を超える歴史を受け継ぎ、
変化の時代に柔軟に対応できる価値創造を。

創業113年を迎える2021年5月より、
私、遠藤浩彰は、KAIグループの代表取締役社長に就任いたしました。
これまでのご厚情に深く感謝申し上げるとともに、
変わらぬご交誼を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

私どもKAIグループは、卓越した職人技で、
生活に根差した道具をつくる伝統的な野鍛冶の精神を原点に、
先進的な工場設備、生産技術の向上などの革新を続けてまいりました。
そして、刃物総合企業として広く世界に視野を向け、
この30年で国内外の売上高が50対50というグローバル企業へ成長。
現在では、キッチン用品、製菓用品、ビューティケア用品といった生活用品から、
医療用品や業務用刃物まで、1万点にもおよぶアイテムを展開。
つねに、お客さまにご満足いただける品質の提供にこだわり続けております。

いま、時代と社会は激しく変化を続け、
これまでの常識だけでは最適な答えにたどり着けない、多様性の時代が訪れています。
環境や気候変動への対応や社会課題の解決なども急務となっており、
時勢に柔軟に応えながらも、しっかりと本質を見つめ、
世界の人々の生活に寄り添っていくことこそが、
選ばれる製品、サービスの中心的な役割であると認識しております。

先人から受けついだ数多くの技術や積み重ねてきた知見、
お客さま、お取引先のみなさまとの関係をかけがえのない資産としながら、
これからの時代に求められる価値創造を続けていくために、
KAIグループは、また新たな挑戦を始めていきます。

つぎの100年をめざして。