貝印株式会社では、高校生が3人1組のチームでスイーツ作りの腕前を競う「第4回全国高校生スイーツ選手権大会」（愛称：貝印スイーツ甲子園）の決勝戦を、9月18日（日）に東京・台場のフジテレビのスタジオにて開催し、中国四国ブロック代表のおかやま山陽高等学校の男子1名、女子2名の3人組のチーム「ともちー」が優勝しました。

   貝印スイーツ甲子園は、同一高校に在学する3人1組（男女混合可）がチームとなってスイーツを創作するもので、食生活の充実や食文化への理解を深めると同時に、スイーツを通じた自己表現や高校時代の仲間との思い出づくりの機会を提供すること、将来のパティシエや製菓分野への進路の機会づくりを創出することを目的としています。
   今大会は「高校生活」をテーマにオリジナル作品を募集し、全国から269校654通もの作品が寄せられました。本大会のアドバイザリースタッフを務めるフランス菓子・料理研究家の大森由紀子先生と地区予選の審査員による書類選考を経て、全国6地域8ブロック（北海道東北、関東A･B、東海信越、近畿北陸A･B、中国四国、九州沖縄）の予選大会を実施。決勝戦では、勝ち残った8チームがアイデアや出来栄えを競い、チームワークよく独自のスイーツを作り上げていく姿に、会場は驚きと感動に包まれ大いに盛り上がりました。
   優勝したおかやま山陽高等学校の作品名は「Parijane（パリじゃネ）」で、授業で被災した岩手県の高校にマドレーヌと共にメッセージを送ったところ、お礼の言葉をいただいたという思い出を表現しています。紅茶とムースのフルーツがうまく調和した高校生らしい作品です。チームの方からは「今まで支えてくれた方たちに恩返しができて嬉しい」といった感謝の言葉がありました。
   なお、優勝した3名には、スイーツの本場パリの研修旅行（来年3月予定）と副賞としてmany many makeシリーズより「メランジュール・ロボ」が贈られました。

≪決勝大会参加校≫※サポーターは地区予選審査員シェフ（敬称略）

※下記の3校は審査員特別賞（副賞：「ブレンディア」）を受賞しました。
 ・東京都 町田調理師専門学校 高等課程
 ・京都府 福知山淑徳高等学校
 ・京都府立桂高等学校

≪決勝大会審査員≫（敬称略）

  西原 金蔵（PÂTISSERIE AU GRENIER D’OR）
  柳　 正司（Pâtisserie Tadashi YANAGI）
  土屋 公二（THÉOBROMA）

≪実施概要≫

オフィシャルサイト　ウエブ 　 　http://www.kai-group.com/koushien/
                         モバイル   http://www.kai-group.com/koushien/m/

決勝大会の風景

優勝したおかやま山陽高等学校の「ともちー」とサポーターの林　周平シェフ

優勝作品
「Parijane（パリじゃネ）」