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料理研究家 脇 雅世さんのこだわりが詰まったブランド「O.E.C.」から ユーザーの視点から使いやすさをとことん追求した包丁 「O.E.C. Cookingナイフ、Utilityナイフ」を発売

2012年9月3日
貝印株式会社

No.2012090320

    貝印株式会社では、料理研究家でIHクッキングの第一人者、脇 雅世(わき まさよ)さんと共同開発したブランド「O.E.C.(オーイーシー)」から、様々な食材に対応する切りやすさ、持ちやすさなど使い勝手の良さを追求した万能包丁「O.E.C. Cookingナイフ 195mm」を、9月8日から全国の百貨店、専門店等を通じ発売します。

商品名/価格

O.E.C. Cookingナイフ 195mm        5,000円(税込5,250円)
O.E.C. Utilityナイフ  95mm         2,000円(税込2,100円)

   O.E.C.のシリーズでは、2008年の第1弾商品の発売当初から、脇雅世さんの「すべての形・サイズに意味のある物づくり」「これまでの通例・標準にとらわれない物づくり」という思いに共感をし、納得のいく商品作りを行なって参りました。
   今回発売する包丁は、使い手の立場にたち、あったらいいなと思う機能を付加すべく、脇さんに日頃の料理作りで感じる様々な不満点、リクエストを挙げていただくなど議論、試作を重ね、約4年をかけて開発しました。

◆通常の三徳包丁サイズ180mmより少し長めのCookingナイフ195mm

   全長320mm、刃渡り195mm。を採用。手元から先端にかけて全体を徐々に薄く、刃付けも鋭利に仕上げています。食材ごとに切り方も使う刃の部位も違うことからこのような形状にしており、刃元で肉ブロックやカボチャなど固い食材を力強く切り、中央から刃先での引き切りで魚や野菜、ハムやローストビーフといった加工肉などをシャープに切ることができます。
   また、切っ先は薄くより鋭利な形状で、トマトのへた取りや、魚の内臓の処理などの細かい作業をするのに便利です。アゴ(刃の一番手元部分)は垂直に近い形状で、アボカドの種に差して取ったり、じゃがいもの芽を取ったりしやすくなっています。
   ハンドルは、刃と接続する部分をくぼませた独自のアール形状となっています。くぼみに親指と人差し指がジャストフィットした状態で握れるので長時間の作業でも楽に扱えます
   刃渡り195mmという標準と異なるサイズは、18cmのスポンジ生地をスライスすることを考えての脇さんのこだわりです。スライスしている時に、刃先がスポンジ生地にもぐりこまないので、まっすぐにスライスすることができます。

◆握り込んで使うヨーロッパでのナイフの持ち方にこだわったUtilityナイフ95mm

    全長190mm、刃渡り95mm。欧米で使われる握り込み包丁(まな板を使わず、刃渡りの短いナイフを握り込んで食材を切る)のイメージにこだわりました。しっかり握り込んで使えるよう、ハンドルは約100mmの長さで適度な厚みを持たせ、アゴからハンドル根本にかけて緩やかなカーブを付けて指先をかけられるようになっています。刃体部分は、細かいギザ刃になっており、固い食材もしっかりカットできます。調理以外にも、果物ナイフ、ステーキナイフ、テーブルナイフとしてなど様々なシーンで活躍できます。

≪O.E.C.(ORIENTED ECOLOGY COOKING)について≫

    「O.E.C.<オーイーシー>」は、人にやさしい・料理が楽しい・そして、おいしい。地球や自然を思いやった調理道具であることをコンセプトに、料理研究家の脇 雅世さんと共同で開発し、2008年春から展開しています。
   当初は、近年身近な存在となったIHクッキングヒーター向けのフライパン、卵焼き器を発売。ガスなどと違い火のあおり効果がないため、底面で通電され発生した熱エネルギーが調理器具全体に伝わりにくい、といった点を解消すべく、脇 雅世さんにIH料理の研究を通じ日ごろ持っている不満点を徹底して出していただき、当社が、採用する素材の検討から形状、機能の開発に取り組んで商品化しました。
   現在では、フランパンや鍋のほか、脇 雅世さんのこだわりが詰まった包丁やスパチュラ、ターナーなど幅広く展開し、好評をいただいています。

≪脇 雅世さんプロフィール≫

フランス料理家・料理研究家。
現在:脇 雅世料理教室 /NHK「きょうの料理」講師/明治記念館飲食アドバイザー/シュヴァリエ・ド・タートヴァン会員(フランス・ブルゴーニュ)/(株)トワ・スール取締役
   1977年~1984年、フランス料理習得のためパリに滞在。コルドン・ブルー・パリ校、トゥール・ダルジャン、マキシム・ド・パリ他で研修。1980年~マツダの総合優勝した1991年、24時間耐久レース「ル・マン」にマツダ・レーシング・チームの料理長として参加。1984年~2009年、服部栄養専門学校国際部ディレクター。フランスの著名なシェフたちの講習会をコーディネートする。1986年、脇 雅世料理教室を開始。1987年、フランス食品振興会主催「第一回プロのための料理コンクール」準決勝進出。1994年フジTV「料理の鉄人 いちご対決」に出演。1994年~現在、NHK「きょうの料理」に出演。2000年、株式会社 トワ・スールを設立。業務内容は料理に関する書籍・映像の企画・制作、料理・菓子講習会の開催、レストラン・メニューや食品開発のコンサルなど。
   著書に「うちのファミリー・フレンチ」、「うちのお菓子はちょっとちがう」、「じつは、和食好き」(以上、文化出版局)、「おうちでイベントクッキング」、「毎日 ムリなく 手早く おべんとう」、「DVDBOOKみんなが喜ぶ基本の洋食」、「IHクッキング マスターレシピ」(以上、講談社)、「好き嫌いをなくす子供の料理と栄養」(グラフ社)、「リンゴノオカシ」(NHK出版)、「パリッ子の台所から」、「洋のきほん+1」、「イタリアン&フレンチのきほん+1」、「おやつのきほん+1」(以上、扶桑社)、「野菜を食べるスープ」(オレンジページ)、「ほっ、とスープ2」(SSコミュニケーションズ)、「大好き!チョコレートのお菓子」、「大好き!フルーツのお菓子」(以上、大泉書店)、「ちょっと自慢のパリごはん」、「フランス仕込みの節約生活術128」、「がんばらない!洋食」(以上、集英社)、「子どものシンプルおかずとおやつ」、「梅干し 漬け物 保存食」、「脇雅世の道具とお菓子」「からだにやさしい かんたんおやつ」(以上、主婦の友社)、「あまくておいしいお菓子がいっぱい」(あかね書房)、「置く・休ませる」(地球丸)、「昔ながらのお母さんのおかず」(西東社)他がある。

■ 本件に関するお問い合わせ先

【報道関係の方】
貝印株式会社 経営企画室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL 03-3862-6414

【一般の方】
貝印株式会社 お客様相談室
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