貝印グループが設立した財団法人遠藤斉治朗記念科学技術振興財団(理事長・遠藤久子)では、11月5日、関市の思遠庵(しおんあん)で平成20年度(第19回)の研究助成金授与式を開き、2大学、１高専、4高校、1研究機関の12テーマへ総額385万円を贈った他、寄附金支給者として｢社団法人 発明協会岐阜県支部｣、｢関市児童生徒科学作品展実行委員会｣へ総額90万円を贈りました。

   同財団は平成元年、地域産業の発展と科学技術の振興を目的に設立され、基本財産１億円を基金とし、岐阜県内の学術・教育・試験研究を行う研究者、団体等を対象に助成事業を行っています。今年度は大学から4件、高専から6件、高校から4件、研究機関から1件の計15件の応募があり、選考の結果｢岐阜県機械材料研究所 電子応用研究部｣、｢岐阜大学工学部 機械システム工学科・電気電子工学科・ものづくり技術教育支援センター｣、｢岐阜薬科大学｣、｢岐阜工業高等専門学校 機械工学科・環境都市工学科｣、｢関市立関商工高等学校 機械科｣、｢岐阜県立飛騨神岡高等学校 工業科｣、｢岐阜県立大垣工業高等学校 電子科｣、｢岐阜県立高山工業高等学校 機械科｣へ助成金を贈りました。