実は超大事！正しいフットケアのススメVol.3
“外反母趾”の原因は、実は身近にあるって本当？

痛みや違和感があっても、そのとき限りのものだとなかなか気に留めないものですよね。決して怖がらせたいわけではありませんが……それで済ませてはいけない理由が、実はいっぱいあるんです。足のおしゃれをいつまでも楽しむために、正しい知識を今こそ身に付けましょう！

A. 小さな我慢の積み重ねが、将来のトラブルの原因に

「痛いのは歩いているときだけだから」と、足に合わない靴を履き続ける人がいますが、これってとっても恐ろしいこと。負担が積み重なることで外反母趾やハンマートゥ（指が折れ曲がったまま硬直してしまう症状）といった足の変形につながります。これらはバレリーナなど、特定の職業の人に多く見られますが、皆さんにもその危険がないわけではないんです。足の痛みを和らげるグッズもいろいろな種類が出ていますが、常用するのはNG。あくまで応急処置のためと考えて。

足のトラブルが、全身の健康まで脅かす!?

小さな違和感があとあと大きなトラブルに発展してしまうケースは他にも。ウオノメや靴ずれは、痛い部分をかばって歩くことで姿勢が悪くなり腰痛などの原因に。また女性に多い巻き爪は、ひどくなると歩けなくなってしまうこともあるんです。
ちなみにドイツでは、フットケアは医療分野の一つ。健康診断では足のアーチも計測します。身体の健康を維持するためにも足はとても重要、ということですね。