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帽子文化の創出、帽子デザイナーの育成を目的とした帽子のデザインコンテストエントリー受付開始 「KAI Hat & Head-piece Competition 2024」

2024年4月24日
貝印株式会社

帽子文化の創出、帽子デザイナーの育成を目的とした
帽子のデザインコンテストエントリー受付開始

フランス国家最優秀職人章Hat & Head piece designer 日爪ノブキ氏本格審査

KAI Hat & Head-piece Competition 2024

グローバル刃物メーカーの貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO :遠藤浩彰)は、40年以上に渡り裁縫ハサミを製造販売してきた貝印の共同プロジェクトとして、フランス国家最優秀職人章の称号を持つ、Hat & Head piece designer 日爪ノブキ氏らを審査員として招き、今年3年目を迎える帽子のデザインコンテスト、「KAI Hat & Head piece Competition 2024」のエントリー受付を開始したことをお知らせいたします。

KAI Hat & Head-piece Competition 
URL:https://www.kai-group.com/kaihat/

KAI Hat & Head-piece Competition
「KAI Hat & Head-piece Competition 2024」 概要

グローバル刃物メーカーであり、縫製ハサミの開発・製造においても長年の歴史を誇る貝印が主催し、フランス国家最優秀職人章の称号を持つ、Hat & Head-piece designer日爪ノブキ氏を審査員にお招きした帽子※のデザインコンテストを開催いたします。

ご応募いただいたデザインの中から優秀賞として複数作品を選定、2024年8月9日(金)に「ハットの日」イベント内で発表させていただきます。優秀賞受賞者には、貝印の縫製ハサミを贈呈、実際に制作を行っていただきます。そのうち2024年11月8日(金)「いい刃の日」に最優秀賞ならびにを審査員特別賞を各1名発表します。最優秀賞者にはファッション研修(パリor日本、総額約100万円)、貝印「縫製ハサミ『O』」、メディアインタビューを贈呈いたします。また、審査員特別賞者には賞金5万円を贈呈いたします。

帽子にはハットおよびヘッドピース全般を含みます

  • 募集テーマ:

    Origin of hat【あなたにとっての帽子の原点】
    第一次審査としてデザイン画を募集、通過後実際に帽子を制作いただきます。

  • 募集期間:

    2024年4月24日(水)11時00分〜7月16日(火)23時59分まで

  • スケジュール:

    書類審査

    2024年7月下旬

    優秀賞発表

    2024年8月9日(金)貝印「ハットの日」審査員とのトークイベントにて発表

    帽子制作期間

    2024年8月10日(土)〜10月18日(金)

    最終選考

    2024年10月下旬

    最優秀賞発表

    2024年11月8日(金)貝印「いい刃の日」イベントにて発表・展示

    2025年春以降

    ファッション研修(パリor日本、総額約100万円)

    コンテストスケジュールはやむを得ず変更する場合があります。

日爪ノブキ氏 プロフィール

2004年に文化服装学院アパレルデザイン科を首席で卒業後、渡伊。イタリアのメーカーよりアンダーウェアのデザイナーとしてコレクションを発表する。帰国後、国内外の舞台やミュージシャンの帽子・ヘッドピースを手がけ、同時にアーティスト活動として「NOBUKI HIZUME」を展開。2009年よりフランスに拠点を移し、数々のグランメゾンのパリコレクション用の帽子を手掛けている。
2019年、フランス国家最優秀職人章に認定。※フランス国家最優秀職人章(Meilleur Ouvrier de France:MOF)は、フランス文化の継承者にふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される称号で、日本の重要無形文化財(通称、人間国宝)認定制度に相当すると言われている。
同年、帽子ブランド「HIZUME」をスタートさせる。
FW22、FW23のLOEWEのコレクションにおいては伝統的な帽子作りの技術を生かし洋服作りにも挑戦している。

日爪ノブキ氏

日爪ノブキ氏 作品紹介

HIZUME・・・

2019年に自身の帽子ブランド“ HIZUME ” をスタートさせ、『最高の帽子デザイナーとは最高の帽子職人である』という彼独自の哲学を元に、HIZUMEブランドの有機的でかつ都会的な世界観をMOFに裏付けされる究極まで追及されたテクニックによって表現している。

HIZUME URL:

https://hizume.com

審査員 プロフィール

栗原 亮 氏

栗原 亮 氏

株式会社 栗原 代表取締役社長 栗原亮氏(くりはらとおる、1967年-)兵庫県出身。青山学院大学卒業後、大手アパレルメーカーのワールドに入社。その後、家業の栗原に入社し、「裏原宿」と呼ばれる地域にオープンした、カジュアルな帽子専門店「override」を成功させる。以降、直営店による多店舗展開を実現する。2003年、社長に就任。

鈴木 曜 氏

鈴木 曜 氏

グローバル刃物メーカーの貝印にてCMOをつとめつつ、スウェーデンのクリエイティブ企業、グレートワークスでのCCOも兼任。近年は、クリエイティブディレクターとして、国内外で表現制作や企業プロモーション制作を行いながら、夏木マリのパフォーマンス「PLAY×PRAY」の動画演出や、タナカカツキ氏が手掛ける「渋谷SAUNAS」のエグゼクティブアドバイザーもつとめるなど、幅広く活動。2019年には、ForbesJapan誌「世界を変えるデザイナー39人」に、2021年には日経「マーケターオブザイヤー2021」にも選出。

縫製ハサミ 商品概要

縫製ハサミとは・・・裁ちばさみとも呼ばれ、厚手の生地や布を裁断に適した鋏です。一般のご家庭だけでなく、布地や生地を取り扱うプロの方にもご使用いただいています。

7280 ラシャ鋏 280MM

7280 ラシャ鋏 280MM

商品特長

  • 刃は、切れ味と耐久性に優れた 「モリブデン・バナジウムステンレス鋼」を採用。

  • 独自の刃付けにより、繊細でスムーズな切れ味を再現。

  • グリップは長時間の使用にも疲れにくいソフトエラストマー樹脂。

  • 鋏の要となるネジ部は、ゆるみが出ない特殊ネジを採用。

https://www.kai-group.com/store/products/detail/13794

O(オー)

O(オー)

商品特長

  • 刃体にはコバルトスペシャル鋼材を使用。

  • リング内にリブを成形したシリコンリングを採用。

  • 挟み角によって変化する切断対象物の切り心地をセレーション刃のピッチを徐変させることで安定化させた縫製刃体セレーション仕様と、ハマグリ刃形状、深めの裏スキで良好な切断能力を実現させた理美容刃体仕様をご用意。

https://www.kai-group.com/global/biz/o.html

貝印 縫製ハサミの歴史

貝印の縫製ハサミは1979年から製造を開始しています。

1979年

2000SERIES発売。

国際見本市ケルンメッセに出展。

1982年

5000SERIES 生産、市場へ。

1994年

N5000SERIES 更新デザイン決定。

プロフェッショナル用商品として
24種類のモデルを展開。

2003年

7000SERIES発売。

2003年のドイツIMB縫製工業見本市に出展。

▼N5000SERIES

N5000SERIES

▼7000SERIES

7000SERIES

昨年の様子

【概要】

Hat & Head-piece designer日爪ノブキ氏、株式会社栗原 代表取締役社長 栗原亮さんを審査員としてお迎えし、特別審査員として髙橋ひかるさんを招き、「COME OUT OF YOUR SHELL」をテーマにし、開催されました。KAI Hat & Head-piece Competition サイトURL:https://www.kai-group.com/kaihat/2023/ja/

【最優秀賞】

下敷領 泰将さんの作品『INFINITY(インフィニティ)』が選ばれました。

日爪氏よりコメント:
作品を見れば見るほどにこの作品に奥行きがあることに気づかされました。裏の仕上げも含めて完成度が高く、総合的に見て一番バランスが良かった作品でした。また、実際に被った際「INFINITY」の花が開いたように感じ、高評価に繋がりました。

『INFINITY(インフィニティ)』

【クラフトマンシップ賞 受賞作品】

藤井 桃子さんの作品『櫨染色に燃ゆ -2(ハジゾメイロニモユ ツー)』が選ばれました。

日爪氏よりコメント:
デザイン画を見たときから、どういう作品が完成するのだろうと興味があった作品で、実物を見たとき光るものを感じました。美しいバランスが保たれており、日本人クリエイターとしていつか触れてみたい伝統技術に敬意も込めて選ばせていただきました。

『櫨染色に燃ゆ -2(ハジゾメイロニモユ ツー)』

【髙橋ひかる賞 受賞作品】

山口 空叶夢さんの作品『OVER DRIVE(オーバードライブ)』が選ばれました。

髙橋さんよりコメント:
繭の中で自分だけのインスピレーションを育てて孵化を待つ「何か」にすごく惹かれます。この作品の力で、自分の隠し持つ才能や魅力と向き合い解き放つための気づきとなってくれる素敵なデザインだと思います。

品『OVER DRIVE(オーバードライブ)』

【パリ・ファッションデザイン研修】

最優秀賞を受賞した下敷領さんにはパリでのファッションデザイン研修が贈呈されました。日爪氏のアトリエをはじめ、パリ有数の美術館やブティック「Sandrine Bourg」、世界的な帽子美術館「ATELIER-MUSEE DU CHAPEAU」にも訪問しました。下敷領さんからは「フランスの空気を含めて見たもの感じたもの全てが、今もなお、私に素敵な刺激を与え続けてくれています。アトリエでは、お話を伺いながらオリジナルの道具類にも触れさせていただき、とても貴重な体験となりました。」とコメントをいただきました。

日爪氏からのコメント

●応募者へのエール

第三回目を迎えるこのKAI Hat & Head-piece Competition。回を重ねる毎に応募者数は増え、それに伴いレベル益々上がってきています。そんな中自分の作品を発表し、評価を受けるという経験を積む事で必ずや新たな自分に気付けると思います。そんな貴重な機会を逃す事なく挑戦して頂ければと思います。
皆様の素敵な作品と出会、心より楽しみにしております。

●今回のテーマ Origin of hat【あなたにとっての帽子の原点】について

初めて帽子を被った日、初めて帽子を自分で買った日、誰かにプレゼントした日。
人と帽子の印象的な出会い、記憶に残っている帽子は、人の数だけ無限にあります。
あなたにとっての帽子の原点、あなたと帽子のストーリーをアイデアに昇華してください。
様々な帽子の原点との出会いを楽しみにしております

日爪氏との縫製ハサミ共同開発について

●本プロジェクトの目的

貝印がこれまで培ってきた技能と日爪氏の知見との共創により、長く使用続けられる“歴史を書き換える縫製ハサミ”を現在開発中。
縫製ハサミの研究開発およびハサミ加工技術の向上を目指す。

●共同プロジェクト発足の背景

日爪氏との出会いは、 貝印広報誌「KAI FACT magazine」の取材。元々貝印の裁ち鋏を使っていただいていた日爪氏。取材の中でいいものを長く使うという点で、刃物がサステナビリティであることに共感していただいたことが始まりに。
日爪氏のハサミに対する熱い想いや哲学と貝印の持つ技術力や常に高みを目指す姿勢が共鳴。切るという機能に加えて、切れ味や”味感”にもこだわり、日本人の持つ刃物に対する特別な思いや使い手目線で考えることを突き詰めれば、世界を圧巻できるハサミを作れるのではないか。
世界で活躍している人が認めるものを具現化することで、最高峰のハサミを作りたいという夢が広がった。現在、長く使い続けられる縫製ハサミを開発中。

【貝印株式会社】

1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。

本社:東京都千代田区岩本町3-9-5 
代表取締役社長兼COO 遠藤 浩彰 
https://www.kai-group.com/

本件に関する読者の皆様からのお問い合わせ先
貝印株式会社 お客様相談室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL:0120-016-410 (フリーアクセス・ひかりワイド)
https://www.kai-group.com

当コンテストに関するお問い合わせ先
「KAI Hat & Head-piece Competition」PR事務局
(株式会社アンティル内)
e-mail:kaihat@vectorinc.co.jp
※ご返信には、3営業日ほどかかる場合がございます(土日祝日の返信不可)。
※キャンペーン以外のお問い合わせには対応できかねますのでご了承ください。